しばしお別れ・・・
my奥さんが泣いた・・・
子供みたいにグシャグシャになって泣いた・・・・・
こんなの初めて見たってくらい泣いてた・・・
別れたくない別れに泣いた
本当に可愛そうだった・・・
1年半もの間、沖縄に来ていた娘&孫1号2号が帰ってしまった
帰る前日に孫1号2号を連れて「最後だし動物園に行こう」と
言う事になり「沖縄こどもの国」と言う動物園に行って来た
馬に乗ったり
トラを見たり
イグアナに接近したり
ふれあい動物園では、お約束通り孫2号が
ウサギにあげるハズの草を自分が食べていたり・・・・・
帰りの車で哺乳瓶争奪戦をしていたと思ったら
次の瞬間には、こんな感じだったり
ただmy奥さんと大好きな娘は、嫌でも迫ってくる明日の事実に
なるべく触れないように2人とも頑張っていた
友人達も気遣ってくれて一緒に楽しい晩餐をしてくれた
数日前からmy奥さんは、
「絶対に泣かないし泣く事でもないし
一生の別れじゃないから」と
自分に言い聞かせるように俺に向かって言っていた
事情が有って15年間会えなかった大好きな娘との別れが
悲しくない訳が無い
食事も終わり、娘&孫1号2号が泊まるホテルに戻り
特に会話も無く何かを紛らわす為だけに荷物の事をやったり
何とも言えない時間が過ぎて行く
そんな時間が過ぎていく中、my奥さんが「あ~肩と首が痛~い」と
すると大好きな娘が「ママ私上手だからマッサージしてあげるよ
」って
my奥さんは、照れながらかなり嬉しそうに
「じゃぁやってぇ
」と背中を向ける
大好きな娘は、沢山の色々な想いと有難うを込めて母親の肩を揉む・・・・・・
my奥さんは、沢山の想いを感じながら肩を揉まれる・・・・・・・
2人とも今にも泣きだしそうだったので
おっ
親孝行記念撮影しよっ
と何とかごまかすのが精一杯だった
孫1号2号も寝た事だし「明日も大変だから・・・」と
my奥さんは、やっとこさ家に帰ると言う事を伝えホテルから出る
あまりのシチュエーションに俺は、言葉もかけれづに
側に居てあげる事しか出来ない
そしてとうとう来てもらいたくない朝が来た
my奥さんは、「もぉさっぱっぱっとやって
ピッって送っちゃおね
」
俺・・・・・「おぅそうだな」って答えるのがが目一杯だ
娘が「最後にギズモ&エルモに会いに行きたい」と言うので
ギズモ&エルモにお別れの挨拶をしに家に来た
ひとしきりワンコ達と遊んで
さぁ行こうかと言う時にmy奥さんは、娘に「これいる?」と
自分が買ったばかりのブーツを出した
娘は・・・・・・・・・・・「いるいる頂戴」
「今履いて行ってもいぃ~?」
my奥さん・・・・・・「欲しいならあげるけど今履いたら歩きにくいから」
「向こうに行ってから履きなよ!」
娘・・・・・・・・・・・・・「今履いて行きたいよ!」
my奥さんは、呆れたようにそして嬉しそうに
「じゃあ足が痛くなったら履き換えなよ!!」と
大好きな母親から貰ったブーツを嬉しそうに履きながら
「NOBUちゃんどぉどぉ」と嬉しそうだった
住んでた部屋の退去立会も無事に?終わり
空港に向かう事になる空港まで約1時間
勿論会話が見つからない
大好きな娘が気を紛らわすかのように話し始める
「NOBUちゃん!あの不動産屋さん何か話し方がムカツクよね」
この会話は、今の空気を壊すには、最高の材料だった
敷金がどうのとか清掃費がどうのとか
どうでも良い内容の会話が40分ほど続いた時に
一緒に連れて帰る猫の「トラちゃん」が車の中でウ○チをしちゃった
ゲージの中とは言え車の中は、臭いは「トラ」は、かわいそうだは、
気が付いたら空港に到着してた
多分「トラ」も自分も何かやらなくては、・・・・と思ったに違いない
無事空港に着き大好きな娘が搭乗手続きをしにカウンターに行ってる間
俺は孫1号
my奥さんは、孫2号を預かる
my奥さんは、俺から少し離れた所で搭乗手続きをする
娘を見ながら孫2号(カイヤ)に何やら優しい顔で話しかけている
俺・・・・・・・「クウヤ(孫1号)お前向こうに行っても頑張れよ!」
クウヤ・・・・「ウンがんば」
俺・・・・・・・「いつもニコニコ~だぞお前がニコニコ~ってしてたら
ママもニコニコ~ってなるからな」
クウヤ・・・・「ウンニコニコ~
」
俺・・・・・・・「クウヤジジにギューってして
」
クウヤ・・・・「ジジ~ッギュッー
」
こんな時間は、いつまでも続かず
当たり前のように残酷なまでに出発時間が近づいてくる
my奥さんは、お別れ会見たいになったらイヤだからと
仲間達の見送りを断っていた
それでもユウジ・シホ・キョウスケが無理を押し切って空港まで来てくれた
本当に言う事を聞かない奴らだ
そして本当に有りがたい奴らだ
「じゃあせっかくだから皆でお茶でもしようか」って感じになったら
今まで良い子で頑張って居た孫1号が今まで見た事も無いような
グズりを見せた
もぅ大変と言うくらいの大暴れ
の大泣き
だ
そんなこんなで出発20分前がやって来てしまった
ユウジ・シホ・キョウスケ達から「琉神マブヤー」のおもちゃやお守りをもらい
一生懸命に泣くのを我慢しながら搭乗口に向かう娘&孫1号2号
my奥さんも娘も顔を見たいがお互いに見る事が出来ない
荷物を運ぶのを手伝うmy奥さんと俺は、もぅ一杯一杯だ
my奥さん・・・・・・・・「頑張ってね何か有ったらすぐに連絡してね」
娘・・・・・・・・・・・・・・・「うん分かった・・・・ママ~」
「私頑張るねありがとね
」
「NOBUちゃんも本当にありがとね」
俺・・・・・・・・・・・・・・・「本当に何か有ったら電話しろよ
何もしてやれなくてごめんな」
これでもみんな目一杯泣く事を我慢していつまでもいつまでも
見える限り手を振り合っていた
そして娘&孫1号2号が完全に見えなくなってからしばらく
愕然としていたmy奥さんが「お茶しよっ」てカラ元気を見せてくれた
しばらく有りがたい仲間達とお茶お飲みながら
娘&孫1号2号が乗る飛行機が飛び立つのを確認してから帰る事になった
帰る車の中で大好きな娘から別れ際に渡された「手紙」をよみながら
今まで我慢していた感情や涙が一気に噴き出した
相当我慢していたんだろう
本当に子供みたいにグジャグジャに泣き崩れた
家に着いたらすぐにリビングのソファーでしゃがみこんで又泣いた
そうこうしているウチに飛行機が到着したと言う連絡が
娘から入った
my奥さんは、声にならないような泣きじゃくった声で
「着いたの?寒くない?大丈夫?クウヤは?カイヤは、?」と
一生懸命話そうとして頑張っていた
電話が終わるとmy奥さんは、ソファーに埋もれてしまうように
しゃがみこんでいた
そして、沢山沢山泣いた事が引き金となり今は、
風邪を引いて寝込んでしまった
生きている事の証として色々な事に出くわす
楽しい事・嬉しい事・笑える事などはそのまま受け入れて
つらい事・悲しい事・嫌な事などは、目をそらさずにそれを乗り越えて行く事が
大事な事である
1人では、難しいが仲間が沢山居れば出来ると俺は思っている
最後に大好きな娘からもらった手紙1部を紹介させて下さい!
「NOBUちゃんが私達を人に紹介してくれる時」
「俺の娘と息子です!」って言ってくれるのがすごくうれしかった
血の繋がりが無い人にこれほどよくしてくれてこんなに信頼出来たの初めてだな。
血の繋がりなんて関係無い大事な事は、相手を想う気持ちだよと思う!
この嬉しい信頼関係が崩れないように俺も頑張らなくては・・・・・・・
追伸
この場を借りて今回娘&息子&孫1号2号が沖縄に来てから
昨日までの間かかわって頂いた友人知人の仲間の皆さま
本当に有難うございました。
皆さんに声をかけてもらったりメールしてもらったりした事で
娘&息子&孫1号2号は、精神的にも本当に有りがたかったそうです。
次にお会いする時が来るまでには、一回りも二回りも成長したいと思ってます。
との事でした。
・・・お知らせ・・・
my奥さんの風邪も昨日よりは、良くなって来ていると思います。
なぜなら風邪を引いて弱っているmy奥さんは、
おとなしいしこれなら可愛いな
と寝ている顔を
覗きこんだらガメラのような鋭い目で睨まれました。
多分もうすぐ復活すると思います・・・・・