しかしともすれば、建築会社に丸投げになってしまったりこの設計の部分をオーナー様が知らずに進んでしまっていると最終的に訴訟になることもしばしば見受けられます。
こんな事態を招く要因の一つにオーナーサイドが設計士の仕事を理解していないことに起因する場合があります。
設計士さんには意匠設計者、構造設計、設備設計の専門分野があり、更に細かく専門種目があります。
例えば一般戸建住宅設計を得意にしている方に工場や倉庫は難しいし、店舗などになると業種によっても過去に設計事例がなければよほど詳細に打ち合わせが出来なければ難しくなります。
また、彼らの仕事は「図面を描く事」と思っていらっしゃる方もいるようですが、それは実は仕事の半分でしかありません。
[1]建築主との打合せ
[2]現地調査
[3]設計コンセプト・基本構想
[4]基本設計
[5]実施設計
[6]施工会社選定
[7]施工監理
と実に多くの内容を含んでいます。
特に重要なのが[6]、[7]です。
[6]は入札の段階、設計同様建築業者さんにも得意種目があり過去の施工事例の評価は重要です。また施工見積もりが出された際の内容の検討は特に重要となります。使用される部材一つ一つの適正度や価格の査定はとても素人に出来る事ではありません。
[7]は工事が設計図面通りまた工程通り進捗しているのかを管理してくれます。
ここまで見て頂ければ建築・施工業者のひも付きでは[6][7]に大きな支障が出る可能性が高いことがご理解頂けるでしょう。
設計士さんとオーナーとの意思疎通次第で出来上がる物件は大きく評価が変わってしまいます。特にかけるコストと物件の評価に関しては非常にナーバスでかつシビアな問題なので重要です。つまりタイトルのように信頼のおける設計士さんと綿密な打ち合わせの上仕事が出来れば最高のパートナーとなりえるし逆にそれが出来なければ、工事はオーナーの意志ではどうにもならなくなるのです。
このように重要な設計士さんの選定ですが、オーナーサイドに建築に関しての経験が少ない場合、どのような設計士さんを選び、何をどの様に伝えれば良いのかが分からずに物事が進捗してしまう場合があるのです。
私たち琉球スタイルプロデュースはこの分野に豊富な経験とノウハウを持っています。
オーナー様と建築設計士さんとの意思疎通を図り、物件造りのお手伝いをいたします。
初回ご相談は無料です、お気軽にお問い合わせ下さい。
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