こんばんは。
リハビリテーションの考え方を生かして住みよい社会づくりを目指している大岩です。
私事ですが、最近携帯電話の機種変更をしました。その際に2店舗行ったのですが、顧客に対する個別の対応について思うところがありました。
1店舗目
大:携帯の機種変更を考えています。新機種とかも出てますよね?
店:今の所1機種しか出てませんが他のよりおススメできる機種ですよ!カメラがかなり進化して花火の光とかを花びらに変えたりできます。SNSとかに映える加工ができるようになってるんですよ!
大:…………そうですか。まぁでもそんなに写真撮らないですし。他のはどうですかね。
とこんなやり取りをして一度考えますと伝えて店を後に。
この風貌でゴリゴリにSNSをやっているように見えるのだろうか?仮にやっていたとしても花火の光を花びらに加工したりするように見えるだろうか?
2店舗目
大:携帯の機種変更をしたいと思ってます。この機種にしようと思うのですが(カメラの機能はさておきとりあえず新しいものを希望)。
店:分かりました。少々お待ちください。
(10分後)
店:ちなみに今は何にスマホを使う事が多いですか?
大:仕事でラインを使います。後は電話だったり、ゲームを一つやってます。そんなにどっぷりスマホを使うわけではないですかねー(前の店でのカメラの件も話をした)。
店:じゃあ一つ前のモデルでもいいかもしれませんよ。スペックはそんなに大きく変わらないですし、今回の新機種はどれもカメラがメインになってて今までは電話にカメラがついてるような感じですが今回はカメラがメインで電話がついてるような感じです。金額も半分ぐらいになるので。
大:じゃあ一つ前のものにしようかなー。
大分省略して書きましたが2店舗目では私が求めているものを聞いた上で合っているものを提案してもらいました。で結局一つ前のモデルに機種変更。
こういった各個人に合わせた接客やサービスはリハビリ場面でも活かせます。
脳梗塞だったらこれをしてればいい。というものでもありません。
多くの方に仕事上関わらせてもらってますが、きちんと『人』を見てリハビリを提供していけるように心がけようと再認識した出来事でした。