皆様こんにちは。
理学療法を通して、住みよい高齢化社会を目指している大岩です。
今日は十五夜みたいですね。
事務所から月がいつもよりきれいに見えた気がします。
皆さん団子は食べましたか?
最近ちょっと介護保険分野の勉強をしているのですが、つくづく『基本』って重要だと思います。
仕事に限らず、慣れてくると様々なことで初心を忘れてしまします。
何にしても一番最初こそ一番基本に忠実で丁寧だったと思います。
時には初心を思い出すように心がけていきたいものです。
これで終わるとあまりに短いので、一つ『運動処方(指導)』について基本的なことを紹介したいと思います。
リハビリの場面などで
「歩いてくださいね!」
等の家で行う運動について話をされる機会があると思います。
でもこれじゃ分からないことが多いと思いませんか?
運動を指導するにあたってFITTというものがあります。
Frequency(頻度)…一週間でどのぐらい?
Intensity(強度)…筋トレなら重さ。有酸素運動なら疲労感や脈拍数を目安。
Time(持続時間)…筋トレなら〇回。有酸素運動なら○分。
Type(運動の種類)…ストレッチ、筋トレ、持久力トレーニング等。
これらを明確にして伝えると、何をしたらいいのかが伝わりやすいと思います。
「一週間に2回ぐらい、少しきついと感じる速さで30分程歩いてください」
みたいな感じだと具体的になりますよね!
このFITTって恐らくCOPDなどの肺の病気や心不全などの心臓の病気の人の運動処方で良く出てくるものですが全てに応用できると思います。
ただ「運動をしてください」と言われて困っている方はこれら4つの事を聞いてみると家でやるべきことが明確になると思いますよ!
参考にしてみて下さい(^_-)-☆