メリークリスマス!

皆様はどんな夜をお過ごしですか?

聖なる夜にも『紫香スタッフ 大岩』がブログをお届けいたします。

 

今回は久々のリハ専門職シリーズ。

唯一紹介していなかった言語聴覚士について。

 

随分期間が空いてしまったので軽く振り返ってみます。

 

・理学療法士は起きる・歩くなどの基本動作。

・作業療法士は着替えたり・ドアノブを回したりする応用動作。

 

理学療法士と作業療法士の分野で人としての生活ができるでしょうか?

 

もちろん答えは否!!

 

私たちが生活している中で『コミュニケーションをとる』ことも社会生活を営む上でとても重要なことになります。コミュニケーションが障害されるといっても、

『周りの言っていることが理解できない』

『自分の言いたい事が言葉として出てこない』

『理解もできるし言いたいことも出てくるが上手く喋ることができない』

など理由は多岐に渡ります。

これらに対してアプローチを得意とするのが言語聴覚士です。

他にも食事をとることも生命を維持する上で必要です。前回までの事を踏まえて考えていくと、食事を取るために座っている姿勢に関することは理学療法士、箸やスプーンを使って口まで運ぶのは作業療法士、残っているのは『咀嚼と嚥下』です。

言語聴覚士は咽頭・喉頭や口腔機能についてのエキスパートです。

 

リハビリテーション専門職はこれらの三職種から成り立っています。

以前も話したように、リハビリテーションは人権の回復や社会復帰を目指すことなので専門職だからその分野しかできないということではありません。

最近では紫香スタッフの言語聴覚士が理学療法的なことをやってくれています。結構珍しいことですが、対応してくれている言語聴覚士さんに感謝です。

 

おそらく今年自分がブログを更新するのはこれが最後になると思います。

皆様よいお年をお迎えください。

 

理学療法士 大岩