こんばんわ!
理学療法士の大岩です。

今回のブログは何を書こう…と考えながら読み返していたら鍼(はり)やお灸の話はあるが理学療法の話がないことに気付くΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

今まで理学療法士と自己紹介してきたがもしかしたら何のこっちゃ?と思っていた方もいるかもしれない。

なので簡単に『理学療法士』って何ぞや?という話を自分なりに書いてみようと思います。

『リハビリテーション専門職』の中の一つとして『理学療法士』『作業療法士』『言語聴覚士』などの職種があります。

まず『リハビリテーション』について、
リハビリテーションの語源は『再び適した状態になること』からきています。
つまり人として当たり前のことができるため(人権の回復)に関わると考えて話を進めてみます。

当たり前のこと…目覚める→起き上がる→立ち上がる→歩く→洗面台で顔を洗う→ご飯を食べたり着替えたりする→準備ができたら仕事にでかける
ざっくりと朝のことを書いてもこれだけのことを当たり前のように行っています。
どれができなくても社会生活を送る上で支障が出てしまいます。

『理学療法士』は『基本的動作能力の回復』を図ると定義されています。
基本的動作能力は、寝返り、起き上がる、座った状態を保つ、立ち上がる、歩くことが含まれます。
主としてこれらが何らかの影響で行えなくなった方に『理学療法』を行う。というのが理学療法士の法律的な解釈です。

自分は理学療法士であるため時として『リハビリテーション』ではなく『理学療法』の中にとらわれすぎることがあります。
誰かに関わる際に、歩けるようになったから本当にリハビリテーションの目標を達成できたのか…そうではないケースも多々あると感じます。

リハビリテーションの手段として理学療法があり、理学療法以外の方法でもリハビリテーションを提供できる。
これからはそんな柔軟な考え方が必要だと思うことがあった今日この頃でした。

理学療法士 大岩