お久しぶりです。
株式会社紫香、理学療法士の大岩です。

今日は最近社内で話す機会もあった『予防医療』について、つらつらと思うことを綴っていきたいと思います。

表題にも上げた『国民皆保険制度』…皆さまご存じの日本の素晴らしい制度です。
病気になって病院に行ったら国が7~9割の医療費を国が負担してくれるため、少ない事後負担額で医療機関を受診できるものです(自由診療は除きますが)。

さて、ここで考えたいのは『病気になったから病院に行く』ということです。
話は変わりますがアメリカでは国民皆保険制度ではないため、病気になるとものすごくお金が掛かります。
そのため、病気を予防することの意識が非常に高いです。

日本ではどうでしょうか?
女性はカーブスに通う人が増えてきています。
高齢者は自分で散歩をしたりしています。
全国民から考えたら上記のことを実施している人の割合は少ないように感じます。

でも病気になっても『国民皆保険制度』のおかげでお医者さんがなんとかしてくれる。
いざとなったら病院に行こう。
健康な人ほどこの考えが多い気がします。

ここまでお金のことを中心に書いてきましたが、病気の話をしたいと思います。
病気の事を『火事』に例えて考えてみます。
病気の状態…例えば風邪や虫歯などを火事だとします。
病院に行って薬を処方されたり、直接治療を受けたら火事がおさまります。ボヤみたいな状態です。
しかし、いわゆる脳卒中や骨折、心血管疾患などで考えてみましょう。
これらを発症したら多くの場合が総合病院などの大きな病院で治療を受けます。
しかし火事の程度は風邪と比べると大きく、火事がおさまったところで家が崩れていたりと後々の生活に支障がでます。
これが『障害が残る』ということです。
障害があるということは決して悪いことではありません。
先天性の疾患など予防できない場合ももちろんあります。
予防できることなら予防したいと思いませんか?
必ず予防できるものではないけれど、予防のために努力をしていますか?
ただその意識が自分も含めてなかなか持つことができません。
その一因に誰でも安価で医療を受けれる『国民皆保険制度』があるような気がします。

当社のLife&Body condition Qualiaではこのような予防に取り組む部門があります。
我々理学療法士や鍼灸師は上記で述べてた病気の治療はできません。
その後に残る障害に対しては力になれることがあるかもしれません。
しかし、予防に関しても力になれることがあると思っています。
私どもは地域住民に病気の予防に対しての意識付けをしたいと考えています。
地域の方も生き生きした生活が送れる、このような『健康寿命』を伸ばす取り組みができたら良いなと考える今日この頃でした。

最後まで読んで下さりありがとうございます。
次回は短く済ませますm(__)m