ハイサイ、RIN(凛)です
コーヒーの開花画像を撮影したのは5月12日、満月の日。
開花から3度目の満月は、
8月6日(日曜、旧暦6月15日)を中心とした4日間だけど、
ブログ更新が遅れてしまった。
今日は8月18日(金曜)、満月から半月近くも経ち、あと3日で新月になる。
昨晩の月は、月が欠けていく過程の下弦の月で消え入りそうな三日月。
なので「8月6日」としてブログを見てほしい。
コーヒーは、開花後7度目の満月の頃に完熟し収穫期を迎えるから
完熟にはまだこの先約4ヵ月目、12月の満月の頃に収穫を迎えるのだけど、
それまで台風の直撃が無いことを祈りたい。
今年の生育は順風満帆、というより
コーヒー栽培を始めてから「最高の出来」といえる。
これは私だけでなく、沖縄で本当にコーヒーを栽培している方々は
大半が同じなんじゃないかな。
台風が来ないおかげで。
東京では8月に入り、18日連日で雨降りみたいだけど、
私の住むエリアはずっと日照り続きで雨が恋しい。
不謹慎だけど、東京が少しうらやましい。
私は無宗教だから、今さら神社に行って雨ごいの祈祷したところで
100円ぽっちでは神様が願いを聞いてくれるわけがないし、
てるてる坊主を作って逆さに吊るしたところで効き目はなさそうだし、
天の恵み(雨)をひたすら待つしかない。
なので、RIN(凛)君散歩から6時過ぎに帰宅すると、
畑の水撒きをするのが日課になっている。
畑といっても、面積は1500坪以上あるので、
50mの散水ホースをあちこちに伸ばしておいて、
ジョイントで付け替えたりしながら、散水ノズルをシャワーにして
7時までには散水を終えるようにしている。
散水にモタモタしていると陽射しが強くなって、水がお湯になり
植物は細胞にダメージを受けて病害虫を誘発することになりかねないから
アタフタして散水作業を行っている。
畑の水撒きが終わってから風呂場でシャワーを浴び、それから朝食。
朝食が終わるのが8時前で、還暦を過ぎたおばあとしては
ここでひと休みしないと体が持たない。
なので、最近は食後は30分程度は昼寝(朝寝?)をするようにしている。
もちろん、RIN(凛)君も添い寝する。
朝8時ごろから小休止、というのは、
「働いている方々に申し訳ないな
と思うのもあるけど、
その反面、こんな朝に小休止出来るという、ある意味
「贅沢気分」も味わえる。
言い訳だけど、ブログ更新は気になりつつも、
日照り続きの水撒き作業が余計で、疲労困ぱいで遅れてしまったわけ。
TVで世界陸上を観ていたこともあるけどね。
アグロフォレストリー(森林農業)でうっそうとしている私の農園
「満月」の夜は、
「地球は太陽と月の間に位置する状態」
つまり「太陽-地球-月」と直線状に並び、
月に近い場所ほど月の重力(引力)の影響を受けている。
満月と新月(太陽-月-地球)の時に、
満潮時と干潮時の潮位の差が最も大きい「大潮」になるのはそのため。
地球の表面の海水が月に引っ張られるのだから、
満月や新月が動植物に与える影響があるのは当然といえる。
昔から
「満月の夜には何かが起こる」
といわれていて、
「満月の頃は犯罪や交通事故が多い」
とか
満月か新月の時期あたりに、
比較的大きな地震が発生しているという統計データもあるらしい。
地殻も月の重力の影響を受けているかもしれない、というのだ。
小説「ジキルとハイド」では、ハイドは満月の夜になると狂気になり、
「狼男」は、満月の光を浴びると狼男に変身して人を襲うという伝説だし、
「吸血鬼ドラキュラ」は満月が苦手だった。
19世紀のロンドン連続殺人事件「切り裂きジャック」、
1960年代の「ボストン連続絞殺魔」、
1970年代のニューヨークの連続射殺魔「サムの息子」は
満月と新月の夜に起こった、といわれている。
現代では送り狼や、酒・麻薬などで狼に変身する狼男がいる。
夫婦喧嘩や暴走族の暴走も、
もしかしたら満月の夜にピークを迎えているのかもしれない。
「このハゲーッ!違うだろー!」
とか
自衛隊を理解せず、国の防衛より自分の防衛を優先した防衛大臣、
自分たちが通したい法案をついに説明できなかった法務大臣、
被災地の人に冷たかった復興大臣、
沖縄に冷淡だった沖縄担当大臣…、
「丁寧に」と言いながら、一度も丁寧な説明が出来ない総理、
もしかして「丁寧」じゃなくて「テーゲー」?
こういう間抜けな人たちの狂気も、
もしかしたら満月や新月に起因していたのかもしれない。
月の引力が我々の体内水分も引っ張っている。
月の引力と子宮には関係性があり、
それで女性の生理のことを「月のもの」「月のお客様」ともいう。
月の満ち欠けは出産にも影響を与え、
満月と新月の前日から3日後に生まれる子どもが多いというデータもある。
また、動物の死は引き潮の頃に多い、といわれている。
そんなこんなで、太陽や月の動きは
植物の成長作用にも大きな影響を与えている。
旧暦では毎月第1日目が必ず新月と決まっていて、
旧暦8日頃には月の右側が輝く「上弦の月」になり、
旧暦15日頃には満月、23 日頃には月の左側が輝く「下弦の月」になる。
植物は、
旧暦の7日前後(小潮)から15日(大潮=満月)にかけては
「植物の生長が緩やか」になり、
旧暦16日頃(大潮)から22日頃(小潮)にかけて「伸長が旺盛」になる。
また旧暦22日から翌月の1日(大潮)にかけては生長は緩やかになる。
なので、播種(タネ蒔き)や苗木定植、実の収穫、伐採や草刈りなども、
旧暦農業ではその適否が先人の経験に基づいて語り継がれてきた。
96歳で大往生した祖母に、生前私は旧暦農法を叩きこまれてきた。
当時は旧暦農業は迷信農業みたいな感じがしたこともあったけど、
今は心の底から祖母に感謝して、
「こういう時、祖母は何て言ってたっけな」
と想い出している。
祖母を疑うわけではないけど、旧暦農業の教えに反したことも、
私はコーヒー栽培で幾度も試してきた。
例えば、播種(タネ蒔き)の時期。
旧暦農法では
「満月の5日前から満月前日までに」
となっている。
タネから初根して、芽(子葉)が出てくるけど、満月の時期は
「根量が増えて養分を吸う条件が早く整い、丈夫な苗に育つ」
といわれている。
私は新月とか弦月にもタネを蒔いた。
新月では発根が遅く、芽(子葉)が早く伸びてしまった。
苗木は徒長といわれる状態になりやすくなり、発根量も少なくなった。
「播種は満月の5日前から満月前日までに」
というものの、
優等生ならその教えを聞くだろうけど、
私はヒネているので、
「じゃあ、満月を過ぎたらどうなるの?」
とか知りたくなってしまう性分なんだよね。
太陽と月の位置で考えてみると、
満月は地球は太陽と月の真ん中にあり、
新月は「太陽-月-地球」という並びになって、
太陽と月の引力が合成されている時期になり、
太陽と月の引力は苗の生育に大きく関係しているといえる。
そういった検証じゃないけど、播種以外でも
苗木の定植や剪定、草刈りなどでも、
私は旧暦農法と、それに従わない時期とで
コーヒーのテスト栽培を黙々と続けてきた。
その結果は
「旧暦農業、恐るべし」
先人の教えの通りで、自然と一体化する農業を楽しみながら
スローライフ(Slow Life)を送るのがいいみたいだね。
新暦(太陽暦)が採用されたのは1872年(明治5年)、
それまでの歴史は旧暦だったのだけど、
先人たちが旧暦を利用した興味深いことが多々ある。
例えば、天下分け目の関ヶ原の戦い。
安土桃山時代の1600年慶長5年9月15日。
旧暦15日というのは満月。
国を二分する勢力の大きな戦いだから、
「暗い闇夜の新月には闘いが出来なかった」
と想像できる。
また、この逆で、1582年天正10年6月2日、
織田信長の最後、本能寺の変は旧暦2日の新月の闇討ち事件。
源平最後の合戦・壇ノ浦の戦いは平安時代末期1185年3月24日。
24日は弦月で波が立ちにくい小潮の時期で、
水軍と戦いやすい日にあたる。
赤穂浪士の討ち入りは1703年元禄15年12月14日。
満月は旧暦15日だから、その前日で
月明りを利用して不案内な屋敷に討ち入っている。
歴史上の著名な事変では、思いつきや感情などではなく、
敵をどう攻めるかというち密な戦略と周到な準備があり、
さらに月の満ち欠けも重要なファクターだったことが判る。
仕事をされている多くの方は16日(水曜)で
お盆休みが終わったと思うけど、
今年もお盆での水難事故は多かった。
私は祖母から、
「お盆は男児は水場に近づいてはいけない」
「お盆には地獄の釜の蓋が開くから海には入ってはいけない」
というのを子供の頃から聞いていた。
祖母によると、
「お盆には地獄の釜の蓋が開くので、
あの世とこの世が行き来できるようになり、
水場にいたらあの世へ行ってしまう」
とか
「お盆の終わりの時期には、
あの世に帰る霊に連れていかれてしまうので
海に近づいてはいけない」
とも言われていたように記憶している。
だから私は、海では霊に足を引っ張られるような気がして
海やプールに恐怖感を持って嫌いになり、
それでカナヅチなのかもしれない。
お盆は、
「亡くなった人たちの霊が
海から帰って来るので「迎え火」をして迎え、
供養された精霊は「送り火」をされることにより、
安らかに海を渡ってあの世に帰って行く」
といわれている。
一方、誰からも供養されなかった霊、あるいは成仏できない霊は、
寂しさの余り、誰かを海に引っ張り込んで、あの世に帰るので、
「お盆は水場に近づいてはいけない」
というのだが…。
事故が多い原因として、
「お盆休みで水場に行く人も増えるから事故も当然増える」
ということはまずいえるはず。
また、
「土用波の影響で海の波がうねる」
こともあるらしいし、お盆の頃はクラゲの発生で
足を刺されて事故につながることもあるらしい。
さらに、お盆時期から海水の温度が低くなり始め、
心臓麻痺や筋肉の痙攣で溺れるケースもあるらしいし、
離岸流で岸に戻れなくなってしまうケースもあるだろう。
川遊びでは急に深みにはまることも多い。
慶応中等部に今春入学した芦田愛菜さんは、
25mが泳げないために夏休み中も通学して
泳ぎの特訓しているらしい。
今どきの生徒は泳げないといけないのかな?
カヌーやボートなど、船に乗る時は
ライフジャケットの着用義務がある。
それを履行するなら、泳げなくても恥ではないはずだ。
しかも恥をかいても浮き輪だって使っていいはずだ。
「泳げないけど、それが何か?」
と堂々と言ってもいいと思うけどね。