ハイサイ、RIN(凛)ですニコニコ
琉球犬、猟犬、天然記念物、赤トゥラー、赤犬、

リオオリンピック報道が過熱している。

期待通りにメダルを獲得した選手もいれば、
努力が報われず、満足する結果を出し切れなかった選手等々、
悲喜こもごものドラマが日々展開されている。


オリンピックを含めた国際大会で、
メダルを獲得した選手と、
獲得できなかった選手の「差」についての研究があり、
「プロセスにおいての目標を持って練習に臨んでいたかどうか」
が分岐点になる、と考察されていたけど、
私は一概にそうとも言い切れないと思う。

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日本のメダル獲得数がどんどん増えているけど、
柔道がオリンピック競技になった1964年の東京大会以降、
2012年ロンドン大会までの12大会での日本のメダル獲得数を調べると、
日本はすべての五輪大会で金メダルを獲得していて、
(1980年モスクワ大会を除く)
金メダルは柔道36個、体操29個、レスリング28個。

金銀銅を合わせたメダル獲得総数では、
体操95個、水泳85個、柔道72個。


リオでは、柔道や体操、水泳競技を先に行っているので、
日本のメダルラッシュはレスリングまで。
それが終わると伸び悩みそう。

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地上波ではNHKやテレビ朝日、BSではNHKなどが
リオ五輪を中継しているので、
観たい種目によっては、
あちこちのチャンネルを回さないといけない時があり、
日本人選手の搭乗時間がよくわからず、
「この後、すぐに登場」
なんて、平気でウソがまかり通るし、
さらにテレ朝では、私の大嫌いなあの男が出るので、
いつでもチャンネルを切り替えられるように、
リモコンを持っていないといけないのもめんどくさい。
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大げさにハイテンションで熱く語る偽善的熱血漢・松岡修造氏と
スポーツに不似合いな福山雅治氏とのツイントップ、
これって、もしかして漫才のつもり?
それだけでも十分に見たくないのだけど、
LIVE競技がテレ朝しか観れない柔道などがあり、
このウザ男たちを出来るだけ避けるために、
競技開始までは他のチャンネルにしておかないといけない。

しかも、松岡氏は好感度が高いのか、
やたらCMにまで登場して、私の不機嫌さをより増幅させイライラさせる。

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松岡氏は、いつもながら熱すぎてうるさいだけ、
感動の押しつけも偽善的でウザい。

各国記者席にいる松岡氏は、異常なハイテンションで
他の国の記者たちから、さぞ奇異の目で見られているに違いない。
国辱、噴飯ものだよ。


アテネ五輪での女子レスリング・浜口京子選手の父アニマル浜口氏も
当時は各国が面白がって撮影していたよね。


あれは、我が子を熱烈に応援する父親だから、
体操の内村航平選手をスタンドで応援する、日の丸鉢巻姿の母とか
子どもの運動会で熱烈に応援する父兄なども含めて、
パフォーマンスの大小はあっても、それらは許容範囲だけど、
松岡氏の「熱い感動」は、とにかく偽善的で毒々しさを感じる。


松岡氏は別格にしても、各メディアや五輪番組司会者が、
日本勢のメダルへの期待を熱く語り続けるのには、
いつもながら閉口してしまう。


リオ五輪に派遣した日本人選手団は総勢338人もいるのに、
各メディアはメダルの可能性の高い選手ばかりを紹介するものだから、
日々のスポーツ番組を複数観ても、限定した日本人選手しか紹介されない。


メダルを獲得できる日本人選手は、
日本選手団の中では10人に1人もいない。
それぞれの選手は、日本代表になるために、多くの犠牲を強いられ、
過酷な練習と、それをサポートする人たちのドラマがあるはず。


メダルを獲得した1割未満の選手たちにスポットライトを照らすのではなく、
多数の日本人選手の、それぞれのドラマを紹介してほしいものだ。


「メダル以外は価値なし」
のような印象を国民に押し付ける各メディア。


各競技団体の中には、トップ選手によるメダル至上主義もあるだろうけど、
世界ランクが低くても、五輪に参加することで
その競技の競技人口を増やす意義だってあるはずで、
その価値は同じであるはず。


選手には、悔いのないように全力を出し尽くして欲しいし、
また心おきなく精一杯プレーすることだろう。


世界ランクが50番目の選手は、40番台にする目標があり、
10番目の選手にはメダル圏内に入る目標があるはず。


それぞれの選手が、自分の限界に挑戦するにあたって
「価値の差」
などないはずだ。


そのひたむきな向上心こそが美しいのであって、
メダルを獲得したか、しないかは、あくまで結果に過ぎない。


もちろん、メダル獲得を目指すことが悪いのではない。
メダル獲得の可能性のある選手は、メダルを狙うべきだと思う。


違和感を感じるのは、偏執的ともいえる、
過度の期待をかける各メディアのお祭り騒ぎのあおり。


人間は失敗する生き物だから、
メダルをあと一歩のところで逃す選手もいる。

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柔道女子63キロ級、世界選手権で2大会連続銅メダルの田代未来選手は
3位決定戦で負けて4位。
卓球女子シングルスの福原愛選手も、3位決定戦で負けて4位。
でも、彼女たちは落胆することなく、堂々と胸を張るべきだ。

4位~6位の選手には
「ブロンズやアルミのメダルくらいあげてもいいのにな」
と、いつも思う。


上位3人しかメダルがもらえないのは、厳しすぎる。


さんざんメダルを期待しておいて、
4位以下に終わると、それは放置して
新たに始まる他の選手に期待するミーハー的風見鶏体質のメディア。


松岡さん、
「メダル獲得=感動」
じゃないんだよ!

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「人生がときめく片づけの魔法」
という、近藤麻理恵さんのベストセラーを先月読み、
部屋の片付けなどが苦手な私も、大いに感化された。

テレビでゴミ屋敷が取り上げられるたびに、
モノを捨てられない私は
「明日は我が身」
と、気にしていたから。

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片付けで大事なのは「何を捨てるか」ではありません。
どんなモノに囲まれて生きたいのかです。

「イラストでときめく片付けの魔法 (近藤麻理恵・著)」
に、そう書かれているように、
「要るのか、要らないのか」
「使う、使わない」
という基準で片付けると、
不要なものが溜まりやすく、片付けも億劫になるのだという。


言われてみると、その通りなんだよね。


こんまり(近藤麻理恵さんの自称)は、
「ときめきを感じるか」
「ワクワクするか」
という、
「その部屋に住む人が明るい気分になれるかどうか」
を基準に片付けるべき、という。


従来の単なる整理・整頓といった、モノの収納ではなく
哲学がかった整理収納法で、
私のようなゴミ屋敷予備軍でも判りやすい。


こんまりはニューヨークでも講演し、
TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれている。


私も、ついにゴミ屋敷予備軍の呪縛から解放されそう。

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こんまりに影響を受けて、
私は家の内外を積極的に片付け出しているうちに、
奇妙な五輪ピンバッジを引き出しの中から発見した。
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私はボケが進行しているのか、このピンバッジを
いつ頃、どこで入手したのか、まったく記憶にない。

「なぜ、これが私の家にあるんだろう?」
と、いくら考えても判らない。


ピンバッジには、
「CANDIDATE CITY」=「立候補都市」
と書かれている。


もしかしたら、
「これは大変なお宝かもしれない」
と思って、ドキドキしながら、これを調べてみた。

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これは、ロンドンオリンピックの半年前、2012年2月に
IOCに提出された申請ファイルのエディトリアルデザイン。

デザインコンセプトは
「SAKURA wreath -さくらリース-」


「花びら一枚から多数の集まりまで、美しいさくらの花が、
日本から世界の人々をつないでいく」
そういうイメージらしいけど、
日本の女子大生のデザインなんだとか。


すごい才能だよね。

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昨年2015年7月24日に発表された東京オリンピックの公式エンブレム。
アートディレクターの佐野研二郎氏のデザインで、
「暗い」とか「喪章」とか最初は言われていたけど、
7月29日には、
「ベルギーの劇場ロゴと酷似している」
と、被害者のデザイナーが指摘。

佐野氏は、
「私はアートディレクター・デザイナーとして、
ものをパクるということをしたことは一切ありません」
と、盗作疑惑を一蹴したことで、
疑念を感じた多くのネットユーザーが調査を開始。


サントリーがプレゼントする「佐野研二郎デザイン」の
トートバッグにも疑惑が見つかるなど
連日新たなコピペのパクリデザイン疑惑が続々と発見され、
ウヤムヤに丸く収めようとしていた大会組織委員会が、
ついに9月1日、佐野研二郎氏デザインの五輪エンブレムの
使用中止、白紙撤回を発表するに至った。


選考過程も、かなり疑問が残るものだったよね。
一部のデザイナーたちが、順番で賞を取りあうみたいな。


女子大生の「SAKURA」の招致デザインの方が、
よほどマシだった。


雲隠れした佐野氏は、いまだに蟄居(ちっきょ)したまま。
なんだか、自称音楽家の佐村河内氏みたいだよね。

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今年2016年4月25日、新たな大会エンブレムがようやく決まった。

一般公募で集まった1万4599件から、4件まで絞り込み、
エンブレム委員会で、委員21人による記名投票を実施、
その結果、過半数が「A案」、
つまり、江戸時代に市松模様として広まったチェック柄を基調とした
「組市松紋(くみいちまつもん)」
東京都在住のアーティスト野老(ところ)朝雄氏の作品に決定した。


なんか地味すぎて評価が分かれるけど、
昨年のパクリ疑惑騒動で、多くの人たちは、
エンブレムデザインは、もはやどうでもよくなっていた。

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2012年5月にケベックシティ(カナダ)で開催されたIOC理事会で
2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の立候補都市は、
・東京(日本)
・バクー(アゼルバイジャン)
・ドーハ(カタール)
・イスタンブール(トルコ)
・マドリード(スペイン)
の5都市を選出。

その後、
・東京(日本)
・イスタンブール(トルコ)
・マドリード(スペイン)
の3候補地になり、
電通とかのIOC委員への巨額の賄賂などがしっかり効いて、
3年前の2013年9月7日、IOC委員の投票で
「東京」
に決定した。

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オリンピックの開催地が決まるまでは、
IOC委員は、巨額の賄賂や接待が受けられ、
彼らもそれを大いに期待している。

オリンピックの裏では、
そういった醜いカネのやり取りがあるってことだね。

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「おもてなし」
とか言ってたけど、
「表なし」つまり「裏がある」って意味なんだとしたら、
上手い洒落(しゃれ)だよね。
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五輪ピンバッジの話に戻る。

2012年5月IOC理事会により、東京は
「APPLICANT CITY(申請都市)」
から
「CANDIDATE CITY(立候補都市)」
への決定を受けた。


そして
2013年9月7日に開かれる第125回IOC総会で、
東京が
「Host City(開催都市)」
に決定した。


私の家で見つかった五輪ピンバッジには
「CANDIDATE CITY(立候補都市)」
と書かれているから、
2013年4月から、開催都市が決まる同年9月にかけて、
オリンピック招致委員会が、
東京誘致を目指す招致啓蒙活動の全国展開のために作り、
非売品として配った、ということが判った。


縦2cmX横1cmあまりの東京招致ピンバッジは中国製で、
原価は約10円なんだと。


これを、400万個以上も作成して、
都庁や都のスポーツ施設だけでなく、
全国の都道府県でもばら撒いたらしい。


2013年9月7日に、東京が開催都市に決定すると、
翌日以降の都のスポーツイベントでは、
この五輪ピンバッジを
「ご自由にお持ち帰りください」
と受付に山積みされ、
これを大量に持ち帰った人がいたらしい。


それでかな?
ヤフオクで、500~1200円で多く出品されている。


2013年10月1日現在の日本の人口は、
総務省統計局のHPによると、
「1億2729万8千人」
五輪ピンバッジを400万個作り、
国民にばら撒いたとすると、
1億2729万8千人 ÷ 400万個 = 31.8人


つまり、国民の32人に1人が手にした計算になる。


となると、この五輪ピンバッジは、
お宝でも何でもなく、
5百円程度の価値しかないことが判明してしまった!


兄貴の首輪に付けてもいいけど、
ピン部分が刺さると心配だから、使えない。


発見した五輪ピンバッジがどういうものかが判ってスッキリしたものの、
ガッカリ度が大き過ぎて、ため息が出てしまう…。

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