
リオオリンピックが開催した。
治安が過去のオリンピックで最悪、
おまけに感染症や衛生面、おまけにテロの不安…。
ドーピング問題もウヤムヤだし、
オリンピックというイベントも、
見直しや中断など、あってもいいのかもしれない。
古代のオリンピックは、
ギリシャの聖地オリンピアの全能の神ゼウス神などの神々を崇めるため、
4年ごとの夏に開催されていた。
最初の開催は紀元前776年、日本はまだ縄文時代。
今から2800年近く前に始まった古代オリンピック。
古代オリンピックの火が途絶えてから約1500年の時が流れ、
日清戦争が始まる2年前の1892年(明治25年)、
フランスのクーベルタン男爵が、
ソルボンヌ講堂で行った「ルネッサンス・オリンピック」と題する講演の中で、
初めてオリンピック復興を明らかにした。
「世界平和を究極の目的としたスポーツの祭典」
という理念は次第に世界中の国々の賛同を得ることに成功し、
日清戦争が終わった翌年の1896年(明治29年)、
第1回大会がオリンピックの故郷であるギリシアのアテネで開催された。
近代オリンピックは、今からまだ120年の歴史でしかない。
「世界平和」が理念なのに、
その参加国は戦争や紛争に明け暮れ、世界中で争いが絶えない。
いつしか、メダル獲得数は「国力・国勢」を反映するようになり、
メダル獲得のためのドーピング技術も巧妙に発達してきた。
オリンピック誘致のために、高額な賄賂が必要になり、
スタジアム造りなど、開催国では利権の巣窟になり、
巨額な商業イベントも採算に合わなくなってきている。
オリンピックの理念「世界平和」を守れない国、
ドーピング工作をする国や選手は、
IOCは「参加させない」という強権を科すべきだ。
それで参加国が半減したとしても、
オリンピックに参加する意義を考えたら、
参加のハードルが高い方が、より価値があるはずだ。
と思いつつも、柔道や水泳などオリンピックを見ている。
柔道でいえば、1回戦を見て、2回戦が始まった頃に就寝、
準決勝が始まる頃、兄貴が起床してしまうから、
日本人選手の動向はハイライトで見ることが多い。
昨日、今日と、明け方は雷雨。
兄貴は、雨が嫌いなので憂うつ。
兄貴は雷が鳴ると震えだす。
兄貴にも怖いものがあるんだね。
一時的に雨が止んだ時を見計らって、
兄貴を何度も、細切れ散歩をさせているので
面倒で疲れる。
家の南側では、ガラスヒバァがせわしなく動き回ってカエルを捕獲、
ヒメハブは陰に潜んで、カエルが近くに来た時に捕獲、
という光景が「平和」を表している。
ヘビがカエルやトカゲを捕食するのは、
生態系における食物連鎖なので、
それは生きるためにやむを得ないことなんだけど、
「ガラスヒバァやヒメハブがいる」
ということは、
「近くにハブがいない」
ことを表している。
なので、
「ガラスヒバァやヒメハブがいれば、安心」
といえるのだけど、
「どこに潜んでいるのか?」
ということも注意を払わないといけない。
ヒメハブが網戸付近から室内に侵入を試みたけど、
これをあきらめたと思ったら、
棚の上に登り、私の靴の中に入る場面を目撃した。
これは4日前のことだけど、
それ以降、このヒメハブはずっと私の靴の中で暮らしている。
前は、長靴を履いた時に、
ゴムバンドみたいな弾力性のある異常な感触があって
長靴を逆さにして振ってみたら、
ガラスヒバァが落ちてきたことがあった。
雨の日に、傘を開いたらガラスヒバァが落ちてきたこともあった。
地面のトタンを上げたら、ハブがいたこともあった。
「自然と共に生き、そこに暮らす」
というのは、
人間以外の動物、植物、太陽や月、星、海や山、風、、地面の石…、
アメリカ先住民族(インディアン、 インディオなど)が
「すべてのものに神が宿る」
としてきた生き方を悟るような心境なんだけど、
「靴に足を入れたらヘビがいた」
なんていうと、驚いて声を出してしまう。
私なんて、まだまだだな。