
今日は私にはホワイトデー。
私にはバレンタインデーもホワイトデーも無縁だけど、
全国飴菓子工業協同組合のHP によると、
「日本のホワイトデーは、全国飴菓子工業協同組合の発案により、
1980年にスタートしました。
今日では、国民的行事と言われるホワイトデーのますますの発展のため、
組合員一同精進しております」
と書いてある。
歴史的には、まだ38年しか経ってないんだけど、
飴菓子メーカー団体が自画自賛して得意満面みたいなところが
胡散(うさん)臭くて、なんかムカつく感じがする。
要するに、ホワイトデーは、全国飴菓子工業協同組合の、
利益本位の「売らん哉(かな)」商法の策略で、
いわば消費者に対するマインドコントロールや洗脳といった開運商法、
霊感商法、マルチ商法、便乗商法みたいなものらしい。
そのうち、毎月「○○デー」なんて登場して、
感謝する日とか慰霊する日とか掃除する日とか、
お菓子とセットでなければ心が伝えられない、
表現できないようになってしまうかもしれない。
バレンタインデーやホワイトデーは、
真摯に真心を贈るのが目的であるなら、
そのへんに咲いてるタンポポやアザミの一輪の花だっていいはずだから、
そろそろお菓子メーカーの洗脳から目が覚めてもいいんじゃないかな。
冒頭からいきなり脱線してしまったけど、
今日はホワイトデーに対するイチャモンではなくて、
RIN(凛)君が昨年のホワイトデーに我が家にやってきた、という話。
私とRIN(凛)君にとっては、今日は共に感慨にふける大事な記念日にあたる。
今日はRIN(凛)君が家族になってちょうど1年目になる。
RIN(凛)君は元旦生まれだから、今日で1歳2か月半になった。
人間の年齢に換算すると18歳くらいだろうから、
高校卒業のあたりかな。
外見はチンピラヤクザみたいなヒールっぽく成長してるけど、
満1歳を過ぎてから、朝夕の放し飼いでは
自ら自首するようになってきたし、
明け方に起きると首輪を持ってくるとか、
部屋の中でも洗濯物に飛びつかないようになった、など
少し感心する面も出てきた。
昨夜はカゴメのとんかつソースを咥えて走り回っていたけど、
そういうのも、だんだん治まってくるかもね。
名護市に図書館や買い物に行くと、
RIN(凛)君は
「可愛いですね」
とか
「触ってもいいですか?」
とか、5人以上から声をかけられるけど、
私から見ると、ひいき目に見てもとても可愛い犬には見えない。
小学生のグループが通り過ぎる時に、
「あれは琉球犬っていうんだよ。本に出てた」
という声が聞こえたけど、
何の本に琉球犬が出てるんだろうね。
RIN(凛)君は、もちろん大事な家族だけど、
良く言えば
「存在感のある犬」
で、ふつうに言えば
「気分屋のうるさい犬」
「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」
という丸大ハムのCMが昔あったけど、
RIN(凛)君もそういう感じで
毎日がパラダイスで過ごせるようにさせてあげたい。