ハイサイ、RIN(凛)ですニコニコ
コノハチョウ、天然記念物、準絶滅危惧種、ヤンバル 【今朝のRIN(凛)君散歩では枯れ葉そっくりのコノハチョウ(沖縄県の天然記念物)と遭遇】


沖縄島北部の山原(やんばる)の森は、
飛べない鳥ヤンバルクイナや、珍しいキツツキの仲間ノグチゲラ、
日本最大の甲虫ヤンバルテナガコガネなど、
他では見ることのできない動物たちの宝庫。
大げさだけど、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれている。


何万年ものあいだ肉食動物がいない環境が保たれたため、
原始的な特徴を持った生き物が多数生き残り、独自の進化を遂げてきた。
我が家の庭に毎日やって来る、国指定天然記念物「ホントウアカヒゲ」も
山原(やんばる)だけに生息するアカヒゲの固有亜種で、
沖縄県レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている。


ホントウアカヒゲは全長15㎝弱、スズメ目なので
たしかにスズメのような体型。
雌は胸が汚れたような灰白色で背中が目立たないの茶系だけど、
対照的に雄は綺麗で目立つ。


雄は、体色が濃いオレンジ色で、額からから胸までが黒真っ黒、
それが三国志の関羽の立派なヒゲのように見えるので、
「赤い鳥で、黒いヒゲがある」
という意味で、「アカヒゲ」と命名されたらしいけど、
私は、この野鳥を見るまでは「赤いヒゲ」と思いこんでいたから、
名前って誤解されるような付け方では困るよね。


ホントウアカヒゲは、好奇心が強いのか無警戒なのか、
前に私の手に載ってきたこともあるくらい人懐っこい。
日中に1~2回、雄が台所前の桑の樹にやって来て、
「チッ、チッ」と大きな鳴き声で私を呼び出し、
私にミミズやミノムシを探させて、4~5回食べると去っていく。


そういえば、やって来るのはRIN(凛)君が昼寝中の時に限られている。
ヤンバルクイナやホントウアカヒゲは、
室内でRIN(凛)君が寝ていることが、なぜ判るんだろうね?


今日はパパイヤ(雄)の木に来たところを動画で撮影したので、
興味がある方はご覧下さい。
https://youtu.be/Q37ut5-BJFg