【今朝06：50の朝日】
人間が食べるものは、日本では厚生労働省が管轄している。
一応は安心できるレベルに基準値が設定してあるみたいに一見思えるけど、
実際には「発癌性がある」とアメリカが使用禁止した添加物が日本はOKだったり、
あるいは産地や賞味、消費期限日などが偽装されたりは日常茶飯事、
消費者からすると、不信感がぬぐえないことが日常的にけっこうある。
人間が食べるものでも、いいかげんさが氾濫する世の中なのに、
ペットフードは農水省管轄。
つまり畜産飼料扱い。
人間が食べられない食べ物ということ。
今や犬はコンパニオンアニマル（伴侶動物）と位置付けて
家族同然で飼う人が増えているのに、
日本の官僚は、犬は犬畜生という時代錯誤がまかり通っているのが現状。
ペットショップやホームセンター、スーパーに行くと
様々なペットフードが多品種売られて、
どれが良いのか迷っている人をよく見かける。
その包装紙には、ペットにこれでもかってくらい、
立派な食材で、衛生的に、栄養学的にも満点だって書かれている。
でも、ほとんどのペットフードの材料は、
畜産動物のと殺場で出る、食肉として流通しない部分の
汚染されていない、かつ精製されていない動物の組織、
肺、脾臓、腎臓、脳、肝臓、血液、骨、胃腸などの肉副産物や、
BSEで有名になった肉粉骨、怪しい添加物などがてんこ盛りのはず。
2007年3月に、アメリカで
「中国のメニューフーズ社が製造したペットフードに殺鼠剤が混入」
という、衝撃のニュースが報じられたり、
2013年10月には、やはりアメリカで、
中国製ペットフードが原因で数千頭の犬が死んで、
一時輸入禁止措置がとられていた。
「中国製だから危険」というのではなくて日本製だって同等。
犬の栄養で話題になる脂肪酸は、リノール酸（オメガ6)とα-リノレン酸（オメガ3)。
共に犬の体内で作ることができず、
食べ物を通して摂らなければならない脂肪酸なので必須脂肪酸といわれている。
最近のDOG FOODには、これらのオメガ脂肪酸が含有されているものが多い。
なので、ドッグフード信仰が生まれ、
「DOG FOODを与えていれば万事OKさ」
という人も多く、どういう食事を愛犬に与えるかは飼い主の判断に任されている。
なので、ペットフードを与えたいという人には、
私は「どうぞ、ご自由に」と思うだけ。
だけど、私はRIN（凛）君に対してはDOG FOODは与える気はまったくない。
「DOG FOOD＝毒FOOD」
と思っているから。
【豚の軟骨ソーキ「グスミチ」】
RIN（凛）君の主食のひとつは「グスミチ」。
直訳すると「軟骨」、いわゆる「ナンコツソーキ」のこと。
一般的な「骨付きソーキ」との違いは、
あばら骨か軟骨かというのと、価格が違う。
私はスーパーかねひでで買うのだけど、
「グスミチ」は100g75円、ふつうの「骨付きソーキ」は、この2倍以上、
なので安価な「グスミチ」に決定！
これをボイルし、その後焼いて香ばしくしてRIN（凛）君にあげている。
もちろん調味料はなし。
軟骨ソーキをボイルした茹でダシ汁も、
RIN（凛）君用や私の食事用に使えて便利だし、
豚肉にはアラキドン酸＝オメガ６脂肪酸がたっぷり入っている。
オメガ６脂肪酸が欠乏すると、被毛が乾燥してパサついたり、
ツヤがなくなったりするらしいけど、
RIN（凛）君の毛艶はピカピカしているから、
豚肉の効果があると思っている。
【マグロの血合い、ヤツは細い骨を上手に出すよ】
また、スーパーかねひでの鮮魚売り場では、マグロの血合いを大量買い、
これは単純に両面焼くだけ。
これはトレーに山盛りで100円。
鮮魚売り場で、私が焦ってカゴに買い占めていると、
「これ、どうやって調理するの？」
と声をかけられることが多く、いつも返事に困る。
最近は、村の刺身屋さんで、血合いがタダで大量にもらえるようになった。
しかも、かなり良質で骨が抜かれているので嬉しい。
沖縄ではメバチ、キハダ、トンボ、ビンナガなどの小型の「沖縄近海マグロ」が
冷凍することなく水揚げされるので、「生マグロ」がふつうに売られている。
オメガ３脂肪酸にはEPAとDHAがあり、マグロには多く含有されている。
なので、RIN（凛）君の主食は、豚の軟骨ソーキとマグロの血合いで
栄養学的にも問題はなさそう。
【RIN（凛）君の貸し切りビーチ】 沖縄本島南部の南風原町在住時には、沖縄そば屋さんから、
お客様の食べ残しの軟骨をタダで大量にもらっていた。
当時のラブラドールレトリーバーのRIU（琉）君が、
軟骨を噛まないで飲み込んで、のどにつかえて苦しんだことがあり、
それから軟骨は与えていなかったのだけど、
RIN（凛）君は軟骨を噛み砕いて食べているので、
のどにつかえる心配はなさそう。
けど、夜にドカ喰いして昼間はほとんど食べないのが少し気になる。
でも、一番気になるのは、ヤツが正真正銘のあばれる君ってことだね。
ヤツのはウケ狙いの作りキャラじゃないからさ～。
【野良犬軍団の侵入を警戒中のRIN（凛）君、これでも仔犬】