ハイサイ、RIN(凛)ですニコニコ


【水をかけられて喜ぶRIN(凛)君】



元旦生まれのRIN(凛)君は、明日で満6カ月を迎えます。

人間の年齢では9歳児くらいらしいさ。

小学4年生くらいなんだろうね。

それにしては、やんちゃのレベルはずっと現級「worst」のまま。

私の着替えは、いまだにトイレだからね~。

RIN(凛)君は、ひと言でいえば、「チビッ子ギャング」。

RIN(凛)君が我が家に来たのが、ホワイトデーの3月14日ですから、

RIN(凛)君との生活は、まだ2か月半なのさ~。

でも、お互いに、だいぶ理解し合ってきたと思いたい。

お互いの、「踏んではいけない地雷」は判りつつあり、

未知なるグレーゾーン領域も、だいぶ狭まってきたと思いたい。

私がRIN(凛)君との生活で大事に考えているのは、

「琉球犬の習性も含めて、RIN(凛)君の個性は重視してあげたい」

ということです。

「いい子ちゃんでちゅね~」

式の、MY LOVELY DOLLにする気はまったくない。


【水を止めるまで、水遊びを延々と続けたいRIN(凛)君】



親が子供をこの上なく可愛がり、大切に育てることを「蝶よ花よ」といい、

「ちやほや」は「蝶よ花よ」の略語なのだそうですが、

RIN(凛)君に過保護的子育てをする気はなく、

かといって、スパルタ式の、人間に従わせるためのしつけをする気もない。

老荘思想でいえば「無為自然(むいしぜん)」というか、

琉球犬がもともと生きてきたような環境や、

琉球犬の習性を尊重してあげたいのです。

というと、「東洋のガラパゴス」の山原(やんばる)では、

RIN(凛)君は、出来る限り野生児として育てるのが良さそうです。

だとすると、私の今の生活スタイルは、俗世を離れた非現実的環境なので、

便利で快適な都会生活からすると、縄文時代や弥生時代に近く、

RIN(凛)君にとっては、ここはPARADISE(理想郷)なんじゃないのかな。


【小さい子が、せせらぎ公園みたいな小川に行って喜んでいるようなものかな】



RIN(凛)君が、夜寝る時に、

「あぁ、今日も一日楽しかったなぁ」

と実感できるような日々を送らせてあげたい。

この2か月半で判ったのは、

・十分な散歩をして遊びたい

・原野や山野を自由に走り回り、動いているものを追いかけたい

・留守番は苦手で、出来るだけ一緒にいたい

・出来るだけ「あれダメ、これダメ」と制約を受けたくない

・十分に愛されたい

・きちんと食事をしたい

・天敵がいない、安全・安心な家で安眠したい

・暴力は絶対反対

これらは、難なく出来ること、というより、

当たり前のことですよね。

RIN(凛)君は、当たり前のことだけを望んでいるだけなのです。

RIN(凛)君は、高級なペットフードを望んでいないし、

犬のトリミングサロン、犬の美容室(シャンプー、カットなど)なんか

RIN(凛)君は想像すらしたことがない世界で、行きたいとも思わないはず。

RIN(凛)君のストレス解消アイテムは、桑の枝を切っただけの噛み噛み棒や、

そのへんに落ちている石ころや剪定した枝葉で十分なのです。


【水浴びに慣れれば、海でも泳ぐかもしれませんね】



最近、なかなか雨が降らないので、

バナナ園や菜園には、朝と夕方、シャワーホースで散水しています。

我が家の水は、普通の塩素入りの殺菌した水ではなくて、ダムの水です。

我が家近郊エリアは、畜産施設が多く、そこでは水をたくさん使います。

そのため、我が家近郊では、普通の塩素入りの殺菌した水を使うか、

無料のダムの水を使うか、選択出来るのです。

塩素で殺菌して、しかも水道代を徴収されるのなら、

問答無用で、無料の雨水の方がいいに決まっています。

ということで、我が家では蛇口をひねって出てくる水は、無料の水なのです。

もちろん、殺菌していない雨水ですから、

そのまま飲めないので、沸かして使う必要があり、

それが面倒と思う人は、普通の塩素入り殺菌水を使っています。

なので、朝夕撒く水は、塩素が入っていない、植物にとっては安全な水なのです。


【水を撒いている方に、RIN(凛)君は瞬時に走り込んできます】



3日前から、夕方の水撒きの時に、

RIN(凛)君がしゃしゃり出てくるようになりました。

水を撒いているところに現れ、水をかけられて嬉々としているのです。

ずぶぬれになり、タオルで水分を吸水するのですから、

ついでにシャンプーも同時に行うことにしました。


【ハイビスカスの葉を摘み取り、手でもめばトロピカルな自然のシャンプーの出来上がり】



水撒き前に、ハイビスカスの葉を摘み取り、バケツに水を半分ほど入れておきます。

ハイビスカスの葉を、ミキサーに入れれば簡単なのですが、

RIN(凛)君の場合は簡略式で、手早くしたいので、

ハイビスカスの葉を両手でもみ、バケツに葉を入れてかき混ぜると、

ドロドロンとした粘度の高い液が出てくるので、

手で葉ごとすくい、RIN(凛)君に塗りたくってしまうだけ。

ハイビスカスシャンプーは、トロピカルな自然のシャンプーなのです。


【RIN(凛)君は、水を浴びて、気持ちよさそう】



シャンプーや石鹸も市販されていない時代では、

人々は身近にあるもの、入手しやすいものの性質をよく知り、

毎日の暮らしに利用していました。

沖縄舞踊では、女性は艶やかで黒くて長い髪を巻いていますが、

昔はハイビスカスのエキスをシャンプーにしたり、

本島南部では、粒子の細かいジャーカル(クチャ)をシャンプーにしていました。

北部では、灰のあく、米のとぎ汁を石鹸、シャンプーにして、

シークワーサーをリンスとして使っていたようです。

RIN(凛)君は水をかけられて喜び、

ついでにシャンプーでBODYも綺麗になり、

また、ハイビスカスエキスや葉は、流れ落ちて土に還りますし、

しかも水代はタダですから、いいことばかりなのです。

元旦生まれのRIN(凛)君にとっては、初めての夏です。

「誕生月前後は体調不良」という説もあるけど、私はこの逆の、

「誕生月前後が1年を通じて最も体調が良く、6カ月先が体調不良」

という考え方をしています。

つまり、元旦生まれのRIN(凛)君は、

「12月、1月は過ごしやすく、6月、7月は過ごしにくい」

ということになり、RIN(凛)君にとっては辛い時期のはず。

沖縄の、湿度も高く、暑苦しい長い夏を、快適に乗り切るために、

いろいろ考えてあげないといけないさ~ね~。


【夕方の水撒きを楽しみにしているRIN(凛)君】