ハイサイ、RIN(凛)です
梅雨時期から初夏にかけて、
赤く燃えるような花が美しい鳳凰木(ほうおうぼく)が咲き始めました!
本島南部のアルカリ土壌が合うのか、南部の方が樹勢が数段良いけど、
名護市でも、それなりに見ごたえがあります。
赤い炎が燃えたぎるような花なので、
「火炎樹(かえんじゅ)」
ともいわれます。
鳳凰木(ほうおうぼく)は、マダガスカル原産の
マメ科落葉高木で,熱帯地方の街路樹などに植生されています。
沖縄でも、街路樹や公園などに植えられて、
ふつうによく見かける木です。
秋ごろに実をつけますが、マメ科なので
サヤエンドウを約50㎝前後に、巨大化したような実で、
「食用」ともいわれるけど、誰も食べないところをみると
きっと美味しくないに違いない。
鳳凰木の鳳凰(ほうおう)とは、もちろん
あの中国神話の伝説の鳥、「霊鳥」のことで、
その伝説の鳥と、この木が似ているということから、
「鳳凰木(ほうおうぼく)」
という名前が付いた、といわれています。
この「鳳凰」は、なんとなく見た気がしますよね。
手塚治虫が、人間の愛と生、死を、
壮大なスケールで描いたアニメ映画「火の鳥(鳳凰編)」?
宇治・平等院鳳凰堂?
一万円札の裏に描かれているのは、平等院の屋根の鳳凰です。
鳳凰は、宋代に創造され、明代の画家が理想像化して、
足利時代に日本に紹介された、といわれています。
古代中国の、周代から漢代までの古礼に関する規定とその精神を記述し、
「五経」の一つの書物「礼記(らいき)」では
・麒麟
・亀(霊亀)
・龍(応龍)
とともに
「鳳凰」は、特別な瑞獣「四霊」のひとつとされ、
鳳凰の「鳳(ほう)」は「メス」、「凰(おう)」は「オス」、
つまり「雌雄一対」で、
「陰と陽の対立を持って調和をなす」
とする陰陽思想から、
「平安」
「平和と調和をなす鳥」
つまり
「平和の象徴」
が鳳凰なのです。
今の鳩とは、身分が違うと思いますよ。
また、鳳凰は、
「360種の羽を持つ動物の長」
であり、
「聖天子の治める平和な世にのみ姿を現す」
とされ、
「鳳凰が飛ぶ時には、その徳によって雷も嵐も起こらず、
河川も溢れず、草木も揺れない」
「鳳凰が空を飛べば、他の鳥もその後をついて飛び、
鳳凰が死ねば多くの鳥が嘆き悲しんだ」
というのです。
「聖天子の出現を待ってこの世に現れる」
といわれる、瑞鳥といわれる霊鳥が鳳凰。
救世主の出現に先駆けて現れる、
洗礼者ヨハネ的な役割のようですね。
鳳凰木の花言葉は、
「臆病な愛、内気、同情、柔和、私は恋を疑う、しめやかな愛」
う~ん、なんかしっくりこないですね。
「燃えたぎる情愛」
みたいな方が合いそうな気がしますけど。
鳳凰が、
「天子が正しい政治を行ったときに姿を現す」
のであれば、
今の日本は、残念ながらしばらく鳳凰は現れるはずはないですね

梅雨時期から初夏にかけて、
赤く燃えるような花が美しい鳳凰木(ほうおうぼく)が咲き始めました!
本島南部のアルカリ土壌が合うのか、南部の方が樹勢が数段良いけど、
名護市でも、それなりに見ごたえがあります。
赤い炎が燃えたぎるような花なので、
「火炎樹(かえんじゅ)」
ともいわれます。
鳳凰木(ほうおうぼく)は、マダガスカル原産の
マメ科落葉高木で,熱帯地方の街路樹などに植生されています。
沖縄でも、街路樹や公園などに植えられて、
ふつうによく見かける木です。
秋ごろに実をつけますが、マメ科なので
サヤエンドウを約50㎝前後に、巨大化したような実で、
「食用」ともいわれるけど、誰も食べないところをみると
きっと美味しくないに違いない。
鳳凰木の鳳凰(ほうおう)とは、もちろん
あの中国神話の伝説の鳥、「霊鳥」のことで、
その伝説の鳥と、この木が似ているということから、
「鳳凰木(ほうおうぼく)」
という名前が付いた、といわれています。
この「鳳凰」は、なんとなく見た気がしますよね。
手塚治虫が、人間の愛と生、死を、
壮大なスケールで描いたアニメ映画「火の鳥(鳳凰編)」?
宇治・平等院鳳凰堂?
一万円札の裏に描かれているのは、平等院の屋根の鳳凰です。
鳳凰は、宋代に創造され、明代の画家が理想像化して、
足利時代に日本に紹介された、といわれています。
古代中国の、周代から漢代までの古礼に関する規定とその精神を記述し、
「五経」の一つの書物「礼記(らいき)」では
・麒麟
・亀(霊亀)
・龍(応龍)
とともに
「鳳凰」は、特別な瑞獣「四霊」のひとつとされ、
鳳凰の「鳳(ほう)」は「メス」、「凰(おう)」は「オス」、
つまり「雌雄一対」で、
「陰と陽の対立を持って調和をなす」
とする陰陽思想から、
「平安」
「平和と調和をなす鳥」
つまり
「平和の象徴」
が鳳凰なのです。
今の鳩とは、身分が違うと思いますよ。
また、鳳凰は、
「360種の羽を持つ動物の長」
であり、
「聖天子の治める平和な世にのみ姿を現す」
とされ、
「鳳凰が飛ぶ時には、その徳によって雷も嵐も起こらず、
河川も溢れず、草木も揺れない」
「鳳凰が空を飛べば、他の鳥もその後をついて飛び、
鳳凰が死ねば多くの鳥が嘆き悲しんだ」
というのです。
「聖天子の出現を待ってこの世に現れる」
といわれる、瑞鳥といわれる霊鳥が鳳凰。
救世主の出現に先駆けて現れる、
洗礼者ヨハネ的な役割のようですね。
鳳凰木の花言葉は、
「臆病な愛、内気、同情、柔和、私は恋を疑う、しめやかな愛」
う~ん、なんかしっくりこないですね。
「燃えたぎる情愛」
みたいな方が合いそうな気がしますけど。
鳳凰が、
「天子が正しい政治を行ったときに姿を現す」
のであれば、
今の日本は、残念ながらしばらく鳳凰は現れるはずはないですね
