詳しく調べていないのですが、
沖縄の“マイマイ”は、
本土で言うデンデンムシ(カタツムリ)とは、
少し違うのではないかと思います。
早朝や雨の日に出没し、
軟らかい新芽や葉を食べてしまいます。
そのため、
一時的に木の成長点が止まってしまうこともあるのです。
発見次第、手で取って牛乳パックに入れるのですが、
1本の木に10個近く付いていることもあって、
とてもやっかいな仕事になります。
島唐辛子や月桃の実の泡盛漬けを希釈して、
葉面散布すると効果的なのですが、
雨で流されてしまいますと、
効果性が薄れてきます。
マイマイも含めて、
沖縄でのコーヒー栽培に関連するムシの生態を
一度徹底的に調べてみないといけません。
ニーム(インドセンダン)の効果性や月の動きと併せて、
ぜひ実験したいと思っています。
幹のように見えるのは「支柱」です。
沖縄での露地植えでのコーヒー栽培は、
“風”がネックになりますから、
幹の近くに支柱を立て、幹を結びつけるようにしています。
直径16mmの鉄筋を3mに切断して、
約1mを地中に入れていましたが、
夏場には、鉄筋がヤケドするくらい高温になり、
それに幹や葉が接触すると、
さすがにコーヒーの木でも傷むものですから、
現在は、「支柱」を鉄筋から木に変更しています。