昨夜は家の中でゴキブリが多数出没しました。
「さては」
と思い、“潮汐表”を見ると、
「6月12日(月曜)、旧暦の5月17日、大潮、満月」
となっていました。
新月と満月の時は、
地球に及ぼす月の引力が最も大きくなるため、
「大潮」と呼ばれ、干満の差も最大になります。
ウミガメや魚、カニ、珊瑚などが大潮の満潮時に産卵することは、
テレビ番組等で紹介されてよく知られるところですが、
これは人間にも言えること(自然分娩の場合)で
「満月や新月の上げ潮時~満潮時の出産が多い」
のです。
もちろん犬でも猫でも動物は自然分娩なら同じことが言えます。
それとは反対に
「引き潮時~干潮時にかけて臨終をお迎えする」
と言われています。
満潮時と月は生命の誕生に関係があるようですが、
詳しいデータがあるわけではないので、
はっきりとした因果関係は不明ですが
実際多くの場合、
動物の生死は潮の干満という引力に
少なからず影響しているようです。
産婦人科医院や助産院では、
外来や分娩室に大概
「潮汐表(ちょうせきひょう)」
が貼られています。
・ 「潮」はあさしお
・ 「汐」はゆうしお
つまり、潮の満ち引き表のことです。
海の水は太陽や月の引力で満ち引きし、
普通1日に2回の干満があります。
満潮から次の満潮までに要する時間は約半日です。
1日の干満の差は月齢によってほぼ半月の周期で変化し、
陰暦の1日(新月)と15日(満月)の頃に大潮となり、
半月の頃に小潮になります。
人間や犬の体は6割が水で出来ています。
妊娠すると体の中にお水の入った袋を抱えるので、
きっといつもより自然の力を受けやすいのかもしれません。
昨夜のゴキブリも生物である以上、
潮の干満という引力に影響していると考えると、
潮の満ち引きとコーヒーの栽培との関係や、
同時に病害虫に対しての関係についても知りたくなります。
実際に、
コーヒーの木の害虫
(マイマイ、ワタムシ、カイガラムシ、アリなど)の
種類や生態について、
具体的に観察しなければならないのですが、
夜はハブの活動時期に重なることもあって、
まだ、出来ていないのです。
お茶畑での事例は「現代農業」に出ていました。
「害虫が活発に動いているのは、
日没の3時間後から日の出の3時間後
(夜9時~朝10時)までで、
害虫の防除もこの時間帯がベスト」
という内容でした。
これによると、
虫の発生(孵化)時期が必ず大潮の時期と合致していて、
防除の効果が上がりやすい発生初期の孵化直後を防除適期とすると、
「大潮の最後から3日間が防除適期」
というのです。
また、気孔がいちばん開く時期、
葉の表面に付着した液肥がいちばん浸透しやすい時期も
大潮の時期だそうです。
液肥が葉の生長を促進させるような作用は、
特に満月の大潮のときに効果がはっきり現れる、
というのです。
「根の生長を促進させたいときは、
新月に葉面散布をするほうが良い」
とも書いてありました。
「旧暦」と呼ばれる「太陰暦」は、
月齢とは新月の日から数えた日数の事で、
約29日半で一周することを用いた暦ですが、
月が動植物に影響する事例だけを見ていても、
私の無知さや不勉強さが思い知らされて、
まだまだ勉強しなければならないことがたくさんありますが、
同時に、昔の人の、
月とともに生きた感覚や偉大さを尊敬してしまいます。
奈良県吉野地方では、
旧暦の1日、つまり
「新月の日前後の闇夜の日に倒した木は持ちがいい」
という「闇伐り」の伝統が残っているそうです。
世界最古の木造建築、法隆寺の柱にも
この地方の木が使われているそうです。
現代農業での「月と農業」に関する特集では、
以下のようなものがありました。
・ 不思議とよく効く! 大潮を目安にお茶の防除
・ 月のリズムでピーマンに葉面散布
満月にはチッソを、新月にはリン酸を
・ 若潮でイチゴを定植すると、大潮で大玉になる
・ サツマイモ 新月の五日前に定植するとよく育つ
・ 旧暦は月と生きもののかかわりを感じるための暦
・ 「わたしの畑」の旧暦七十二候 作成中
・ 江戸時代の農家も月をよく見ていた 『日本農書全集』より
・ 実証! 新月に伐採した木は割れにくい、カビにくい
・ 月・太陽・地球 自然の大きな力と農業
・ 月に合わせて塩を振り、トガリ竿で宇宙エネルギーを取り込む
・ スイカは若潮から1週間のあいだに交配する
・ ブドウは大潮・小潮から生育予測をする
など、
作物の生育が月の動きと密接な関係があると書かれています。
昔「新月の数日前に種まきするとよい」と言われていたことも
思い出しました。
コーヒーやハイビスカスでも、
月の動きと密接な関係があるに違いありませんから、
・ 種まき
・ 移植
・ 剪定
・ 虫の種類と生態
・ 防除(葉面散布)
など、
具体的な関係をデータ化してみたいと考えています。
ちなみに、次回の「大潮」は、
6月26日(月曜)「新月」ですが、
はたして害虫やゴキブリは多数出没するでしょうか
「さては」
と思い、“潮汐表”を見ると、
「6月12日(月曜)、旧暦の5月17日、大潮、満月」
となっていました。
新月と満月の時は、
地球に及ぼす月の引力が最も大きくなるため、
「大潮」と呼ばれ、干満の差も最大になります。
ウミガメや魚、カニ、珊瑚などが大潮の満潮時に産卵することは、
テレビ番組等で紹介されてよく知られるところですが、
これは人間にも言えること(自然分娩の場合)で
「満月や新月の上げ潮時~満潮時の出産が多い」
のです。
もちろん犬でも猫でも動物は自然分娩なら同じことが言えます。
それとは反対に
「引き潮時~干潮時にかけて臨終をお迎えする」
と言われています。
満潮時と月は生命の誕生に関係があるようですが、
詳しいデータがあるわけではないので、
はっきりとした因果関係は不明ですが
実際多くの場合、
動物の生死は潮の干満という引力に
少なからず影響しているようです。
産婦人科医院や助産院では、
外来や分娩室に大概
「潮汐表(ちょうせきひょう)」
が貼られています。
・ 「潮」はあさしお
・ 「汐」はゆうしお
つまり、潮の満ち引き表のことです。
海の水は太陽や月の引力で満ち引きし、
普通1日に2回の干満があります。
満潮から次の満潮までに要する時間は約半日です。
1日の干満の差は月齢によってほぼ半月の周期で変化し、
陰暦の1日(新月)と15日(満月)の頃に大潮となり、
半月の頃に小潮になります。
人間や犬の体は6割が水で出来ています。
妊娠すると体の中にお水の入った袋を抱えるので、
きっといつもより自然の力を受けやすいのかもしれません。
昨夜のゴキブリも生物である以上、
潮の干満という引力に影響していると考えると、
潮の満ち引きとコーヒーの栽培との関係や、
同時に病害虫に対しての関係についても知りたくなります。
実際に、
コーヒーの木の害虫
(マイマイ、ワタムシ、カイガラムシ、アリなど)の
種類や生態について、
具体的に観察しなければならないのですが、
夜はハブの活動時期に重なることもあって、
まだ、出来ていないのです。
お茶畑での事例は「現代農業」に出ていました。
「害虫が活発に動いているのは、
日没の3時間後から日の出の3時間後
(夜9時~朝10時)までで、
害虫の防除もこの時間帯がベスト」
という内容でした。
これによると、
虫の発生(孵化)時期が必ず大潮の時期と合致していて、
防除の効果が上がりやすい発生初期の孵化直後を防除適期とすると、
「大潮の最後から3日間が防除適期」
というのです。
また、気孔がいちばん開く時期、
葉の表面に付着した液肥がいちばん浸透しやすい時期も
大潮の時期だそうです。
液肥が葉の生長を促進させるような作用は、
特に満月の大潮のときに効果がはっきり現れる、
というのです。
「根の生長を促進させたいときは、
新月に葉面散布をするほうが良い」
とも書いてありました。
「旧暦」と呼ばれる「太陰暦」は、
月齢とは新月の日から数えた日数の事で、
約29日半で一周することを用いた暦ですが、
月が動植物に影響する事例だけを見ていても、
私の無知さや不勉強さが思い知らされて、
まだまだ勉強しなければならないことがたくさんありますが、
同時に、昔の人の、
月とともに生きた感覚や偉大さを尊敬してしまいます。
奈良県吉野地方では、
旧暦の1日、つまり
「新月の日前後の闇夜の日に倒した木は持ちがいい」
という「闇伐り」の伝統が残っているそうです。
世界最古の木造建築、法隆寺の柱にも
この地方の木が使われているそうです。
現代農業での「月と農業」に関する特集では、
以下のようなものがありました。
・ 不思議とよく効く! 大潮を目安にお茶の防除
・ 月のリズムでピーマンに葉面散布
満月にはチッソを、新月にはリン酸を
・ 若潮でイチゴを定植すると、大潮で大玉になる
・ サツマイモ 新月の五日前に定植するとよく育つ
・ 旧暦は月と生きもののかかわりを感じるための暦
・ 「わたしの畑」の旧暦七十二候 作成中
・ 江戸時代の農家も月をよく見ていた 『日本農書全集』より
・ 実証! 新月に伐採した木は割れにくい、カビにくい
・ 月・太陽・地球 自然の大きな力と農業
・ 月に合わせて塩を振り、トガリ竿で宇宙エネルギーを取り込む
・ スイカは若潮から1週間のあいだに交配する
・ ブドウは大潮・小潮から生育予測をする
など、
作物の生育が月の動きと密接な関係があると書かれています。
昔「新月の数日前に種まきするとよい」と言われていたことも
思い出しました。
コーヒーやハイビスカスでも、
月の動きと密接な関係があるに違いありませんから、
・ 種まき
・ 移植
・ 剪定
・ 虫の種類と生態
・ 防除(葉面散布)
など、
具体的な関係をデータ化してみたいと考えています。
ちなみに、次回の「大潮」は、
6月26日(月曜)「新月」ですが、
はたして害虫やゴキブリは多数出没するでしょうか