「地力」を、ヨーロッパと日本で比較した場合、
ヨーロッパは、氷河が削り取った大地ですから、
基本的には地力がなく、
ヤセているために「輪作」が出来ません。

そのため、ローマ時代では三圃式農業が普及しました。

対して、日本は、
河川が運んできた肥よくな土壌で、基本的に連作が可能です。
もちろん中南米の土壌も同様です。


牧草の生産力で比較してみると、
1ヘクタール(約3千坪)あたり、
・ 米国    3トン
・ フランス  6トン
・ 日本  約50トン
と言われています。

これだけ、日本の土壌には“地力”があります。

沖縄は珊瑚礁が隆起した島ですが、
沖縄の土壌は大きく分けると下記の3種類で、

沖縄移住 ブルーボトルコーヒー 寝太郎
【島尻マージ】

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【国頭マージ】

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【ジャーカル】

本土の黒ボク土壌などに比べると、
腐植含量が3割程度しかないのが特徴的です。

堆肥や緑肥、米ぬかなどで土作りさえしっかりやれば
もともとミネラル分が豊富に含まれていますので、
コーヒー栽培にはまったく問題はありません。