はいさい、RINです

カジマヤーとは、沖縄の方言で「風車」のことをいいますが、
本土では「クチナシ」といいます。
国内では,本州中部以西で自生しているので、
あまり珍しくはないのですが、
本土と南西諸島では花の形が違う、といわれています。
沖縄での開花時期,は3~5月で、今が旬期です。
花は、ジャスミンのような甘くて良い香りがします。
花言葉は「喜びを運ぶ」とか「幸せ」とかで、縁起の良い花です。
沖縄方言で「風」のことを「カジ」といい、
「風(カジ)に舞うもの」
が変化して、
「カジマヤー」になった、という説もあります。
また沖縄では、長寿のお祝いで
「97歳になったオジイ、オバアのお祝い」
を
「カジマヤー」
ともいいます。
沖縄では年をとると童心にかえると言われ、
旧暦の9月7日に祝うと決まっているイベントで、
97歳のオジイ、オバアに赤い着物を着けて
オープンカーや軽トラなどに乗せて集落をパレードします。
人手もお金もかかるので、97歳になったからといって、
必ずカジマヤーを行うわけではありません。
私も見たのは3回くらいです。
車には、花を飾ったり、カジマヤーにちなむ風車も添えたりして、
集落をパレードする沖縄らしいイベントです。
カジマヤーの花が咲く4月は、沖縄では
「うりずん(若夏、わかなつ)」
という、
沖縄の1年で最も過ごしやすい、
初夏を思わせる爽やかな陽気が続きます。
カジマヤーの花に続いて、伊集(イジュ)の花が咲くと
「梅雨」
のジメジメした季節になり、
伊集(イジュ)の花が落ちるころから、
沖縄は長い夏に入るのです。
4月の沖縄は、
「平均気温21.4℃、平均海水温22.2℃」
本島各地のビーチでは、4月1日に海開きが行われました
(八重山諸島では3月22日)
といっても、沖縄人はほとんどビーチで泳ぎませんから、
ビーチで水着に着替えているのは、観光客だけ、といっても
過言ではありません。
沖縄人がビーチに行くのは、泳ぐためではなくて
「バーベキュー」
です。
友人、知人とバーベキューをしながら、
楽しむのが沖縄スタイルなのです。
そのため、ほとんどのビーチでは
コンロなどのレンタルも出来るようになっていて、
炭や野菜、肉のセットなども売られています。