ツインレイ~究極の愛の物語~第16話(末期がん) | PureFectLife~真実の愛と私と人生~

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琉球波動 倫子(Michiko)

皆様こんばんは。倫子です


本当に久しぶりのツインレイのお話をしていきますが・・


今日は。。なぜだか非常に書きたくて、書きたくて・・


ふと・・気が付けば・・この前のツインレイの物語15話は2月14日バレンタインデー


今日16話が3月14日・・・ホワイトデー


今出先から・・車を運転して帰ってきましたが、運転中も彼のエネルギーに包まれて・・


彼の言葉がどんどん入ってきて・・もうすでに涙があふれて止まりません




彼は、生前このようなイベントがあまり好きではありませんでした。


だから。。ホワイトデーだからと特別にデートをするとか、プレゼントをするとか


そんなことをされた記憶がないのですが・・



そのことについての悔いや詫び・・を言ってくるのです。



「生きている時に、どうしてもっと色々君と。。楽しくこんなこともしなかったのか?

 俺の勝手なわがままばかりで、ゴメン。。何もしてあげなくて。。ゴメンナ。」



そして彼の口癖「俺の可愛いミチコ・・愛しているよ」って囁くのです


寂しさと。。無念と。。抱きしめたくとも抱きしめられない。。悲しさを感じながら・・


彼の涙を感じながら・・



ひと時の・・バレンタインデーの夜を彼のエネルギーと共に過ごすことが出来ました・・・



彼がいなくなって8回目のバレンタインデーの夜でした





その夜に・・ツインレイ~究極の愛の物語~再開します。



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ツインレイ~究極の愛の物語~第16話




平成17年12月25日クリスマス

彼は。。帰りの車の中で。。
『来年。。2月か3月頃旅行に行こう!その前に新年明けたら。。この前のやった健康検診が
再検査にひっかかり。。又病院に行くから。。それが済んだら。。計画立てような!
連絡するから。。もう今年は忙しくて逢えないよ!来年な!』



そのような会話を最後に。。平成17年の大みそかはお互い、別々に年を越しました。


何の心配もなく、不安もなく、2月。。3月の旅行に向けて


彼の指示通りに旅行会社からパンフレットを集めては。。計画を練っていました



しかし・・1月が過ぎ、2月が過ぎ・・


待てども待てども、一向に連絡がないのです。


こちらから連絡しても、一切の返信や、折り返しの電話もありませんでした。




彼がそのように音信不通や、折り返しの連絡もしてこない。。というのは一度もありませんでした。



もう・・何がどうなっているのか、、混乱し。。わけがわからず



当時やっていたタロットを毎日して・・どうなっているのか・・理解しようと・・



彼の家に行き・・職場に行き・・



でも「どこに行っても。。彼のエネルギーを感じることができないのです」



「彼の出入りしている、エネルギー(波動)の気配が全く感じられないのです。」



だから、家にも帰っていない。。というのはすぐわかりました。毎日毎日彼を探し・・


彼がどうなているのか必死で探し求め続けていました。



「家に帰っていない?じゃあどこ?他の女性のとこ?」


「でも・・違う・・だって来年になったら旅行に行こうって約束したじゃない!

だって・・もう俺のそばから離れるなよ!って言っていたじゃない!」


「だから他に女性がいるわけがないじゃない!いたとしても職場にも彼が行き来している

エネルギーを感じることが出来ない。仕事場にも彼は来てない。おかしいでしょ・・」




その時全て繋がったのです。


「家にも帰っていない。仕事場にも来ていない。今年に入って再検査するという話」



「アナタ・・病院にいるの?」





私は確信したのです。それは全て彼のエネルギー(波動)を読み取り感じたものでした。



彼を想うがあまり。。探し求めようとするあまり。。肉体を超え意識を飛ばしエネルギーで


居場所を。。行き来を探し求めるようになっていました。





「ねえ!どうして」の繰り返しのメール  



毎日毎日・・それでも探し求め。。理解しようと必死でした



電話してもとらないために、店の電話からかけました。



しばらくしたら、折り返し公衆電話の着信で返ってきました



彼の声でした。私だとは思わなかった彼は「もしもし・・」と


でも私が「ねえ。。アナタ入院してるの?」と混乱して話しかけると


無言できってしまいました。



もう店の電話からかけても折り返し電話がかかってくることは二度とありませんでした。






それから季節は。。梅雨にはいっていました。


夏が目の前にきていました。





そしてしばらく後に。。風の噂の又聞きで


「彼が癌だと知りました」




「かなり深刻で・・命は長くないと」









全てのことが。。その瞬間止まりました。




クリスマスイブの夜に・・愛を再確認したこと・・





来年旅行に行ってゆっくりしよう!って言っていたこと・・





今度、オペラのコンサートを見に行こうって言っていたこと・・






お前に俺の仕事を手伝わせようと思うって言っていたこと・・






おじいちゃんとおばあちゃんになったら、島で暮らそうって言っていたこと・・





もうお前とは離れられないと。一生そばにいると決めたと言っていたこと・・






長い間渡せずに持っていたブレスレットを彼がはめてくれたこと・・





もう二度と俺の前からいなくなるなよ・・って言っていたこと・・






でも・・今度は俺が。。お前の前からいなくなったりしてな・・って冗談めいて言っていたこと・・





全てがスローモーションのように



全てが・・その瞬間に止まりました



音さえ立てずに・・静かに全てが闇になりました。







愛しい君へ ホワイトデーに 愛をこめて




第17話へ続く