暗渠マニアック!
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「暗渠マニアック!」
去年から「東京暗渠学」という本を読みたいと思っててまだ機会がないのですが
図書館で開架請求してカウンター近くでぶらぶら待ってる間にたまたまこちら
を見つけました。
東京に特化したものじゃないんだよね?
って思いつつパラパラ見たら
いきなり杉並区内の2つの川から始まる![]()
「桃園川が仮想の妹ならば、松庵川は隣家の少年」
ヘンタイだ。好き。
読むの楽しみ。
それからー
成冨ミヲリ「絵はすぐには上手くならない」
絵のコーナーをぶらぶらしていて見つけました。
著者の方のnoteによく「すき」をつけていて
たまに「すき」下さるんですよ。
世界を旅して絵を描いたり
絵の教室を開いていることは知っていましたが
本も出版されていたとは。
おお!
となって借りました。
そして元々のお目当てはこちら。
坂東眞砂子「旅涯ての地」
お父さんは感性うんこ💩だったので
「これいいよね」
って言い合えるものが何もなく
そもそもお父さんが何かを
「良い」
ということはほとんどなかったのですが
この小説、たまたま二人とも読んでいて
私が持ってるの見て
「それすごいよな」
って言ったんですよね。
で、つい先日まで著者もタイトルも思い出せなかったのですが
この間、吉祥寺図書館の地下、日本の作家の「あ」からじっくり見ていて
「あ!」
ってなって。
そこに本そのものがあったわけじゃないのですが
坂東眞砂子じゃね?
ってなって著作一覧調べたところ
「これだ!」
となったわけです。
近隣だと中野中央がすぐ借りれそうだったので行きました。
何回か言っていますが中野中央の閉架がすごい。
「あの本あるだろうか?」
ってすごい昔に読んだ本探したら
中野中央の閉架に在る率高いです。
この本、当時(1998年発刊で2000年までに読んでると思います)ハードカバーで読んだのでまたハードカバーで読みたかったのですが
ほかにも色々借りたこともあって
上下巻に分かれてて持ち歩きしやすい文庫版にしました。
中野中央はハードカバーも文庫版も持ってます。
ヘンタイかな?
お父さん、どういう本が好きというのは結局分からなかったですが
本を読むことは好きでしたね。
この本はなんとなくのあらすじは覚えていますが結末を覚えていないです。
坂東眞砂子だから
「あぁ、、、」
って、人生の深淵を見るような結末かも。
坂東眞砂子は映画になった「死国」の著者です。
人のじっとりした部分をじめっとした感じで書くというか。
(言い様悪いですが、いい意味で)
一昨日、遺作で未完の「眠る魚」を読んだのですが(吉祥寺にあったのがこれ)、本編と編集部の方のあとがきみたいなの合わせて人の生き方って、人生って、、って考える話しでした。
早く読みたいけどぐずぐずしちゃって読めるかどうかって感じもしますね。