何タイプかの女の子達が仕事をしている。
頭をすっぽり布で覆った女の子はイスラム教徒。
そうでない子は、キリスト教徒。
ほかに、ヒンドゥー教徒、仏教徒。
マレー系、華人系、インド系など
複数のタイプの多人種国家らしい。
宗教も言語も違うけど、パキッと分かれているでもなく
混在している。
食堂で給仕をしてくれるのは、主に
布をまとったイスラム教徒の女の子たちだった。
そして、ここにきて最大の謎が、
彼女たちにあった。
食事時、注文したものを持って来てくれると
ジャスミ~ン!
と声をかける。
…最初は聞き取れなかった。
え?いま、なんて言ったの?
夫も耳をそばだてる。
う~ん、多分「ジャスミン」って言ったと思う。
料理の名前とは、違うよね。
マレーシア語で「ありがとう」じゃない?
違うみたい。
じゃあ「お待たせしました」かな?
こういったシチュエーションで出てきそうな言語をいくつか
「指差し」で調べてみたけれど、どれも該当しない。
他のテーブルに行く時も、必ずこれ。
ジャスミ~ン!
澄んだ声が食堂に響く。
未だに、この謎は解明していない。
でも、なぜか今でもとても懐かしい。
ジャスミ~ン!

▲ 雨の午後、マレーシアで人気の(?)ゲームを教えてくれる女の子たち