しばらく不登校の記事の更新が止まっていました。

というのも、高三の長男の進路が決まったら書こうと思っていたからです。


このたび、総合型選抜で――

本人が唯一希望していた大学に合格しました。


以前ブログにも書いた通り、彼は「この大学以外は受けない」と言い切っていて、

まだまだ勉強のレベルも合格点には届いていない中での挑戦でした。


もしダメだったら浪人するつもりでいたようで、

私も覚悟はしていたものの、やはり「なんとか総合型で受かってほしい」気持ちは強く、

ここ数ヶ月は気が気ではありませんでした。


通信制高校に通っており、長男が行きたい大学の指定校推薦などはなく、すべて自力。

学校側も、こちらからお願いしない限りはレポートの添削も面接練習もありません。

総合型選抜に対応した塾に通っていたわけでもなく、

本当に、自分の力でよくここまで頑張ったと思います。


ここまでの道のりについては、またゆっくり書いていけたらと思っています。

大学が決まったからといって、すべてが終わったわけではなく、

これからもまだまだ道は続きます。


ただ、不登校になってからの数年間――

「なるようになる」と自分に言い聞かせながらも、

「この子はこの先どうなるのだろう」と不安がまったくなかったといえば嘘になるかもしれない、心の片隅にやはりモヤモヤはありました。

そのモヤモヤから、ようやく少し解放されたような気がします。


もちろん、今度は「ちゃんと卒業できるのか?」「ひとりでやっていける経済力をつけることはできるのか?」

そんな心配もあります。

でも、それでも。

トンネルの出口まではまだ少し距離があるけれど、

ようやく明るい光が見えてきた気がします。


お疲れ様、自分。

今日は少しだけ、自分をねぎらってあげたい気分です。