臨床心理士として
トラウマに向き合う中で 

 

たどり着いたのは “からだの声を聴く”

という視点でした。

 

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やっと、新学期の雰囲気に慣れてきた5月。

今年の出会いも、少しずつ深まってきています。

 

あまり話せない子

会話が弾まない子

 

そんな子たちと

どうやって関係を作っていくか?

 

どなたかの参考になればと思います。

 

 

凍りついている子たちは

もともと、つながりたい欲求がないわけでもなく

 

鉄のように見える心の奥には

水が流れていて

 

その源泉に触れると

話さなくても共有できる空気感や

 つながりが生まれることがあります。


 

私は凍りついた子の

こういう輝きを消したくないと思うし

 

目の前で出会っている子を、我が子みたい

って感じることや

この子を幸せにする!というような

気持ちが生まれてきます。


 

まずは、子どもたちの心には

昔も今も変わらない

豊かな世界があることを信頼することです。

 

言葉や表面の姿ではわからないのです。

 

 

それから、無理にこじ開けようとしないことです。

ただ、そばにいることや

自分の神経系を穏やかに

 

呼吸で一緒にいる、というような身体感覚になっていくことです。

 

 

凍りついた姿の奥には、

 

ここに居てもいいのか?

存在していてもいいのか?

 

そんな問いかけがあることがあります。

 

 

名前を呼ばれること

手を振って迎え入れてもらえること

 

所属の中に

メンバーとしていられること

 

それは、当たり前のことじゃなくて

 

普通の人はなんなく

得られている感覚を

 

感じられない子どもたちに

私はたくさん会ってきました。

 

そこで教えてもらったのは、

人とコミュニケーションを取れるようになりたいわけじゃない、

 

コミュニケーションが上手くなりたいわけでもないのです。

 

何も考えずに

いられる人間と出会いたいのですね。

 

他愛もない空間にいたい。

 

だから、私にとって

あなたがそうだよ」を目指したらいい。

 

つまり、あなたといると

何もしなくても話さなくても

なんだかいい感じだし

 

存在自体がうれしくて

また待ってるから、と

 

言葉じゃなくてまなざしでいいから伝えていってください。

 

 

子どもを変えようとせず

大人自身のまなざしや身体感覚が変わっていくことを見ていくのです。

 

 

こうなると

子どもとの出会いは

自分との出会いでもあることが分かってきます。

 

 

たまに、植物や鉱物

動物とは会話ができる子なんかもいて

 

だから人間よりもぬいぐるみの方がいいだろうと

私の相棒のオオカミののぬいぐるみで話しかけたら、

初めて笑った!ということもあったり

 

あれは嬉しくて泣きましたね。

満面の可愛らしい笑顔で

こんな笑顔するんだ、って。

 

 

ここまで3つ書きました。


1. 子どもの内側の世界を信頼すること


2. 無理にこじ開けようとしないこと


3. 大人自身が神経系を自己調整していくこと




もうひとつだけ。大事にしていることは

「教訓ではなく、物語や遊びで届けること」



たとえば、こんな話をすることもあります。


私は、その時ニュースになっていたある動物園のオオカミの話をしました。

 

 

「オオカミが脱走したんだって。

 

みんな怖がって、

危険だって、

悪者みたいにニュースされてた。

 

でも後からわかったのは、

 

その子には仲間がいたんだって。

 

仲間は、

体調を崩して別の部屋に移されていたんだって。

 

だからその子はただ、仲間とはぐれて

 

「どこに行ったの?」

 

って、

探しに行っただけだったんだよ。

 

誤解も解けて、体調も回復して

最後には仲間に出会えました。

 

探し求めたら、ちゃんと出会えるっていうオオカミの話でした。」

 

 

という、ちっちゃなお話し。

 

 

暗に

 

「回復する」

 

「探し求めたら、

いつか仲間が見つかる」

 

を伝えています。

 

 

物語に乗せると

押し付けの教訓にはならないし、象徴や無意識への言葉になって届いていくことがあります。

 

 

遊び心を持って

凍りついた子が雪解けする春をゆっくり待ってみて。

 

解けていく時のうれしさは格別で

子ども支援の醍醐味だと思うのです。

 

 

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風薫る

心地よいG Wのひととき。

 

我が家の洗濯物の先には、

スイカズラと野薔薇、ニセアカシアという

3種類の野生の白い花が咲いていて、甘い香りが薫っています。

 

おかげで、自然の柔軟剤の香りが

服につくといいななんて思ってます。

 

 

この記事を書こうと思った背景

〜インナーチャイルドは「癒やしてはいけない」というより、順番とタイミングの話です〜

 

 

さて。昨日は満月で

これまた窓からちょうどよく見えたので

しばし瞑想の時間を持ちました。

 

色んな呼吸法って世の中にあると思うけれど

自分に合うものっていうのを

いくつか持っておくといいですよね。

 

私にもそれがあって、

色んな気づきや浄化がありました。

 

そしてブログで分かち合おうと思ったのが

感情のパンドラの箱について。

 

そこには、可能性が眠っているということ。

特に、背骨に眠っている

からだのポテンシャル、人生の方位磁石について

 

言語化できるところまで、
書いてみたいと思います。

 

 

感情のパンドラの箱って?

 

感情をストップさせるような
出来事が起こった時

 

 

「これ以上、感じると危険!」
からだが察して、
感情は白黒みたいに、色を失っていきます。

 

 

なぜなら、これ以上色鮮やかに感じてしまうと
危険だから。

 

 

私たちは、こうやって
心の健康を守っているんですね。

 

 

私たちが生き物として持っている、
いったん白黒にして
感情を閉じ込める
という
実はありがたい機能。

 

 

でもね、

そのときストップをかけた力が、
からだのどこかに封印されているとしたら?

 

 

白黒にしたことで、
本当は感じてもいいはずの
喜びのような色鮮やかな感情まで
感じられなくなっているとしたら?

 

 

 

あなたの眠れる獅子はどこに?

 

 

パンドラの箱には、獅子が眠っている

・・・そんなイメージで言ったら
わかりやすいでしょうか。

 

 

眠れる獅子というのは

ポテンシャルだったり

人生の方向性だったり

 

 

だからこそ、怖くて近づきたくない

でもやっぱり気になる。

 

 

このパンドラの箱って、

「開けてほしくない!」っていう力と
もう一方で、
実はけっこう「開けてほしがってる」
 

つまり相反する力が同時に働いている、

そんな仕組みになっていると感じることがあります。

 

 

たとえば、

開けざるを得ないような出来事が起こったり
開けそうになる人や出来事に対して
すごく大きく反応してしまったり。

 

嫌なのに、またこのパターン!!

と、そんなことが、日常の中で起こりやすい。

 

 

さらに親子関係で言うと、

母親自身が触れてほしくない部分に
子どもって、まっすぐ触れてきたりしますね。

 

あれって、なんなんだろうって

私も色んなケースを見てきて思うのです。

 

 

きっと子どもって、

どこか愛の塊みたいな存在だからなのかもしれないとか、親子って一緒に成長し合う関係だからなんじゃないかとか、そんなふうに、今の私は思っています。

 

 

 

封印した感情の箱が開くとき

 

 

たとえば、

わがままを言えずに育った人が、
わがままを言っている人を見ると腹が立つ。

 

 

我慢して犠牲をはらっているときに

のほほん♪と、呑気な人を見ると許せなくなる。

 

そんなことが、起こってくる。

 

イライラさせる相手が悪い!になる。

 

 

いよいよ、感情の話になると

人はめんどくさいとか

厄介とか思いやすいし

 

封印した感情の箱を
開けたくない気持ちも当然。

 

だから、その怖さも尊重しながら

ゆっくり少しずついこう。

 

 

そして順番があります。

インナーチャイルドっていう内なるこどもは取扱注意で

インナーチャイルドは、
真っ先に癒やしてはいけないもの
なんですね。

 

ちゃんとタイミングがある。

それは、怖さで揺り戻しにあって

さらに箱の奥に閉じ込めてしまうこともあるから。

 

だから、焦らなくて大丈夫。

 

 

さいごに。希望を

 

最後に、これだけは伝えたいのは

その先には、きっと

あなたにしかない宝物が眠っていて

 

「あぁそうだったのか」と気づく時がくるっていうこと。

 

それが死ぬ時ではなくて

生きながら何度でもやり直せる時間があるとしたら、本当にすごいことですよね。

 

生かされていること、

世界は善意でできていて

愛でしかなかったことに触れる瞬間があるという

 

それを、生きながら体験できるという奇跡!
それを、私は体現したいし

縁のある方と出会って行きたいなと思うのです。

 

 

虹

 

必要なときは、信頼できる人や
プロの手を借りてくださいね。

 

 

 

 

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子どもが、わがままを言っているとき。
自由に気持ちを出しているとき。

 

強いイライラや
抑えきれない感情が湧いてくるのは、

 

「子どもが悪い」というよりも、

親の中に残っている
未完了の動き
が反応しているのかもしれません。

 

 

そして同時に、

親が悪いわけでもありません。

 

誰も悪くない

そういう見方を提案したいなと思います。

 

 

甘えられなかった体験と反応

本当は甘えたかったのに
甘えられなかった。

 

頼りたかったのに
頼れなかった。

 

そんな経験があると、

目の前で自由に甘えている姿や、
感情をそのまま出している子どもの姿に、

強く反応してしまうことがあります。

 

それは、

ここまで生きてきた
からだの反応
だという視点で見ていくと、

少しずつ理解できることがあります。

 

 

怒りすぎる/叱れないという両極

目の前の子どもを

押さえつけるほど怒ってしまうこともあれば、

 

逆に、

イライラを感じたくなくて、

 

顔色を伺うようにやさしく迎合して、
叱れなくなることもある。

 

 

一見まったく違うようで、

どちらも、

自分の感情に触れられないときに
起きやすい反応
です。

 

 

では、

その未完了の動きは、

どうやってほどけていくのか?

 

 

入り口は、

とてもシンプル。

 

外に向いている意識を、

ほんの少しだけ

自分に戻してみること。

 

 

自分に向ける問い

今、私は

何にこんなに反応しているんだろう。

 

 

この怒りは、

何を守ろうとしているんだろう。

 

 

すぐに答えが出なくてもいい。

 

 

そうやって内側に目を向けることで、

いつものイライラのパターンや
迎合の反応との距離が、

少し生まれていきます。

 

 

どうぞ、

子どもを悪者にしないでほしいし

同時に、

あなた自身も悪者にしないでほしいし

 

そんなきっかけになればいいなと思っています虹

 

 

 

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