臨床心理士として
トラウマに向き合う中で
たどり着いたのは “からだの声を聴く”
という視点でした。
ソマティックって何?
▶︎▶︎こころと身体のためのやさしい
心理学とムーブメントを届けます。
10代の頃はよく小説を読んでいました。
けれどカウンセリングをするようになってからは、本当に読まなくなりました。
カウンセリング脳というものがあるのかもしれません。
文章を一行ずつ追うよりも、
その場で起きていること全体や、人と人とのつながり、言葉にならない流れを感じ取ることが増えたからでしょうか。
それとも読めない原因は加齢によるものなのか
またいつか読めるようになるのか。
日々たくさんの方のお話を聴かせていただく中で
人の歩いてきた道の奥深さ
その人だけの物語の尊さに
何度も胸を打たれているからかもという好意的な見方もしています。
守秘義務のある仕事だから
それを表現はできないのだけれど
もらったものを
また次に会う方への眼差しとして循環していけたらな・・と
思います。
特に、私は
子ども〜大人への発達の段階を
見てきているから
今まさに
子ども時代の子から
大人になった方が振り返る子ども時代など
縦断的に見ることができて
なんと贅沢な仕事かと思うのです。
皆さん、それぞれに様々な人生を歩いてこられました。
それが「劣悪な環境」と呼ばれるようなものであっても
その中を生き延び、乗り越え、今ここにいる。
人には不死鳥のような力があるのだと感じます。
変化・変容は
見ている人を勇気づけるのですね。
相談の中で、よくこんな言葉を耳にします。
「うちの子が心配で」
もちろん、その気持ちは自然なものですよね・・
けれど少し見方を変えると、
そこにいるのは
"心配な子"ではなく、
"心配している私"
なのかもしれないと
そう考えられるようになると、扱える世界がぐっと広がります。
問題そのものに飲み込まれなくなっていきます。
子どもを変えようとする前に、
私は何を怖れているのだろう。
私は何を守ろうとしているのだろう。
そんなふうに、自分自身に問いかけると
子どもの問題は
実は私自身を知る入り口だったのだと気づくことがあります。
そんな変化や変容は
小説のようでいて、
現実に起きている奇跡です![]()
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