上級巫女たちは、いわば、女性たちの真のリーダーでもあります。

神様に仕えてきた彼女たちは、日本の女性たちの魂を導く存在でもあります。(ありました)。

 

しかし、現在は、「巫女」ということ、当然ながら「神社」、「職業」のイメージが強いわけです。そのため、「神道・・・と、自分の世界を限定したくはない」女性たちには、「受け」がイマイチなのかもしれないのが、現状です。

 

 

 

 

今の時代、「女性はみんな女神、女神のワークショップ」、という感じの表現は、かなりの数で見かけます。

 

しかし、一方で、「女性はみんな巫女になれます、巫女のワークショップ」という表現は、正直なところ、なかなか見当たりません。見つけたとしても、ひっそり。本当に少ないです。

 

それも発信できるのは、誰もが認めるような神道の世界の方々のみ。

 

「巫女はアルバイトに応募すれば、すぐになれる」

「巫女は独身のうち、しかも若いうちにしかなれない」

「巫女はそのうち、神社内勤の事務のおばさん」

 

 

こうした現実的、経済的イメージが伴い、段々と、憧れではなく、

「若い子の思いでづくりアルバイト」になりつつあるわけです。

 

または、男性の餌食となるような、コスプレの世界の非現実的存在となっています。

 

 

その点は、上級巫女たちも、「あらあら」といわんばかり。

でも、彼女たちは長期的な空間に生きているので、焦りや悲壮感はなく、季節や時の流れのように、その変遷をみつめています。

 

 

龍子

 

 

 

 

 

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