パン屋時代のこと。
そのパン屋の三代目は、
ほめる達人でした。
すごい人のことをほめるのが上手で笑
ほめられた方は、みんな嬉しくなっちゃう。
なんというか、
実に気持ちいいほめ方をする人で。
職場でもそうだし、
飲みに行ってもそうだし、
消防団とか行ってもそうだし。
どんな人でもほめポイントを見つけて、
それをパッと伝える。
ポイントは、
ちょっとオーバーなくらい伝えるとこ笑
たとえばカラオケに社員のみんなで行った時、
俺が歌ったら歌レベルは全っ然普通なのに、
「りゅうちゃん、いいね！！」
「りゅうちゃんほんと上手！！」
「りゅうちゃん音楽関係の仕事とかもいいんじゃないの？？」
と、ここまで来るんです笑
もちろん飲んでるのもあるけど笑、
それでもここまでスカッと言われると、逆にこちらも楽しくなっちゃうというのか笑
いやーーー、
ほんと誰に対しても上手だったんだよなーーー。
どうしたらこんな風になれるんだろうな、って思ったのも
そのパン屋に入った理由の1つ。
(ちょっとひと息)
ほめるっていうのも、わけると2つになります。
1つは、
これができた！とか
これだけ成果出せた！とか
なんらかの条件を達成した時の「条件ほめ」。
もう1つは、
存在自体を受け入れる、「無条件ほめ」。
生まれてきてくれてありがとうレベルというか。
両方大事なんだけど、
特に自己肯定感が高まるのは、無条件褒めの方。
やっぱり三代目の人は、
自分で自分のこともすごいほめてたんだと思うんですよね。
自分自身の存在も、たくさんほめてたんだろうし。
だから人のこともそうやってほめれてたんだと思う。
だから表現がオーバーでも
なんか言われてる側は嬉しくなっちゃう。
「ほめる」っていうのは、評価することじゃない。
「ほめる」っていうのは、ありのままを認めること。
ありのままの自分を認めてくれると、
絶対的な安心を感じられる。
絶対的な安心があるからこそ、
失敗を恐れずに
何でも挑戦できるようになる。
ありのままの自分を受け入れてあげながら、
たくさん自分をほめてあげてみてくださいまし〜。
(歌レベルは超絶過剰評価ですので、お間違いなきよう)
りゅうき
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