LEROY GIGONDAS
ルロワ社は、フランスのブルゴーニュ、ヴォーヌ・ロマネに本拠を構えるドメーヌ兼ネゴシアンです。その品質、また長寿のワインを造るという意味でもDRC(ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティ)と並んで、ブルゴーニュの巨頭と言われます。ただ、DRCとは違い、ルロワは最上のグラン・クリュから、AOCブルゴーニュまで幅広くワインを造っています。多分、全世界のワイン愛好家が認めるドメーヌです。
マダム・ルロワは、父、アンリ・ルロワのもと、超一流のネゴシアンとして今日のルロワ社の名声を築いた人物。ワインに関して世界最上の味覚、テイスティング能力の持ち主と言われ、厳しい品質管理により素晴らしいワインを造りあげます。
70年代から80年代にかけて、化学肥料や農薬の散布によって偉大なるブルゴーニュの土地、ワインの味が微妙に変化しているのを感じたマダムの舌。その鋭敏な感覚が、彼女自身を苦しめていく事になります。「私が買いたくなるようなワインがなくなってきたのです。」
その後、マダムは自身の試飲に叶うワインが少なくなった事を憂い、自社畑の根本的な改良に取り組むようになります。
ビオディナミは、植物肥料だけを用いて天体との連動効果を畑にもたらす農業で、中世から行われていたもの。500年にもわたる農業の知恵から生まれた農法です。
「天と地の恵みで葡萄が育つ。」文字にすれば簡単ですが、農薬等を使わないという事は、様々な病気におかされる危険も増大しますし、収穫量にも変化を及ぼします。さらに、最終的により厳しい剪定も必要になるでしょう。
マダムは、それらの困難を乗り越え決断しました。1988年より、この手法により自分の舌に叶うワインを造っています。マダム曰く「自分が納得するワインが造りたかっただけ。」
ワインを語る人は大勢います。
しかし、ワインに聴く人は本当に少ないのです。
ワインを知りたいのな
ひたすらワインに聴くことですよ。
ワインはメモワールです。
さあ、目をつむって、お口に含んでごらんなさい。
- マダム・ラルー・ビーズ・ルロワ -
ルロワは、シャトーヌフ・デュ・パプの他に、このジゴンダスやACコート・デュ・ローヌ等も手掛けています。フレッシュなプラムやチェリー、酸味を中心とする優しいミディアムボディのワイン。特徴的な香水や酵母の香りはやはりルロワ的? だそうですが
味わいたいワインです ![]()

