夏のある日



朝バス停に並ぼうとしたら小学生ぐらいの少年3人組が先に並んでいた

この3人を仮にA君B君C君としよう

この3人はあるゲームのようなものをしていた

このゲームと言うのがとても単純ではあるものの、奥深く趣深いものであった





まずは3人で
「まさかのビックリマークまさかのビックリマーク」と言い、

次にそれぞれがまさかの出来事をリズムに合わせて述べていくゲームだ





3人「まさかのビックリマークまさかのビックリマーク

A君「財布を落とした」


3人「まさかのビックリマークまさかのビックリマーク

B君「逆転サヨナラ」


3人「まさかのビックリマークまさかのビックリマーク

C君「携帯落とした」





…どうやらC君はこのゲームがあまり得意ではないようだ

1周目から若干被っているがそんなことはおかまいなしにC君にとって苦痛でしかないだろう2周目へとゲームは加速していく………





3人「まさかのビックリマークまさかのビックリマーク

A君「4時間遅刻」


3人「まさかのビックリマークまさかのビックリマーク

B君「コーラをフリフリ」

3人「まさかのビックリマークまさかのビックリマーク

C君「平 将門」





マジかよ!?

C君追い込まれ過ぎて苦し紛れにすごいのしぼりだしてきたビックリマーク

…まさかこんな所で琵琶法師の生まれ変わりに会えるとは…

やはり現代版の平家物語はとてもポップで、心地よいリズムでした

どちらかと言えば源氏派の自分も思わずスタンディング・オベーションでしたね

まぁ最初から立ってバスを待ってたんですけどね
むしろ自分の後ろにスタンディング・オバーサンがいたんで拍手もしてませんけどね

どうでもいいけどスタンディング・オベーションって聞いた時に少しでも別のことを想像する人は最低だと思います