ワシントン・ポストが異例の社説“トランプ氏の指名阻止を” | ぷくちゃんのブログ

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トランプ氏が南部で大幅リード、スーパーチューズデー控え-調査


米大統領選で共和党の候補指名獲得を目指すドナルド・トランプ氏は、3
月1日の「スーパーチューズデー」に予備選が集中する南部で、大幅な支
持率のリードを保っている。米国でも特に保守的な有権者を抱える「バイ
ブルベルト」と呼ばれる南部諸州で、2回の離婚経験のあるニューヨーク
出身のトランプ氏は驚くべき強さを示している。
南部7州の共和党予備選で投票する可能性のある人を対象に実施したブ
ルームバーグ・ポリティクスのオンライン世論調査によると、トランプ氏
の支持率は37%。マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)とテッド・ク
ルーズ上院議員(テキサス州)が共に20%で続いた。
トランプ氏はルビオ、クルーズ両氏に対する1対1の仮想対決でも勝利。
指名争いが2人に絞られたらトランプ氏の勢いに陰りが出るとの主張を
崩す結果となった。
調査結果はトランプ氏が幅広い支持を集め、同氏の経歴を問題視する可能
性のある保守主義者や福音主義者でさえ同氏を受け入れていることを示
しており、今後ライバルが同氏を倒すのは一段と困難になるとみられる。
調査は米パープル・ストラテジーズが今月22ー24日、3月1日に共和党
予備選が行われるアラバマ、アーカンソー、ジョージア、オクラホマ、テ
ネシー、テキサス、バージニアの7州で実施。3月1日の「スーパーチュ
ーズデー」では11州で予備選や党員集会が開かれる。


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O34L906K50YV01.html


▼米の若者、サンダース氏支持のワケ 学費ローン、格差…

過熱する米大統領選の候補者選びで、20代の若者が声を上げている。学
費ローンの重荷と就職難に苦しむ一方で、
親世代とは異なる価値観を持つデジタル世代。ミレニアルと呼ばれる米国
の若者たちはなぜ今、政治に向かうのか。

 「バーニー支持が若者たちの大きな流れです。公立大学無償化や医療保
険改革の姿勢に共感しています」。
ネバダ州で20日にあった民主党の党員集会。ラスベガスの会場に姿を見
せたフェルナンド・ララさん(28)は、バーニー・サンダース上院議員
(74)を支持する理由をそう話した。

 同氏を支持する若者のうねりは、クリントン氏が圧倒的優位とされた民
主党候補者選びの構図を変えた。

 これまで3州で行われた予備選挙・党員集会はクリントン氏が2勝1敗
で優位を保つが、米メディアの出口調査によると、いずれの州でも30歳
未満の8割超がサンダース氏を支持した。

 「この国は行き詰まっていると若い世代は感じ、怒りをためている」と
バーモント大で政治学を教え、
サンダース氏の知人でもあるガリソン・ネルソン教授は解説する。若者は
「政治革命」を唱えるサンダース氏に魅力を感じる一方で、
実績や安定感を売り物にするクリントン氏を「既成の政治」の象徴のよう
にみる。

 米メディアによると、バーモント州で自然発生したサンダース支持の学
生グループは全米で220に。
ニューヨークのコロンビア大学に通うエリック・ワイマーさん(22)は
ニューハンプシャー州の予備選前に現地入りし、
約500世帯を戸別訪問した。今は予備選・党員集会が今後予定される州
への電話作戦中だ。ソーシャルメディアで全米各地の大学の活動も把握で
きる。

http://www.asahi.com/articles/ASJ2K343TJ2KUHBI016.html


▼トランプ氏とサンダース氏、2人の勢いが止まらない15の理由

かつてニクソン大統領がサイレント・マジョリティーと呼んだ集団に属す
る2人の女性が、2016年にアメリカの政治で起きている激震を象徴的に
示している。

私立探偵で、サウスカロライナ州チャールストン出身のケリー・ロッシさ
ん(38)はドナルド・トランプ氏を支持している。ロッシさんは、権威主
義的で外国人嫌いのニューヨークの億万長者であるトランプ氏がなぜ政
治的に台頭したのか、私がこれまで聞いたことのない最も優れた説明をし
てくれた。

「この国は浣腸を必要としています。この世界は浣腸を必要としていま
す」。ロッシさんは2月22日夜、ノースチャールストンの会議場で開かれ
たトランプ氏の集会に向かいながら、私にこう話した。

ロッシさんは、1989年の映画「バットマン」の中で、ジャック・ニコル
ソンが演じたジョーカーの有名な台詞「この街には浣腸が必要だ」をなぞ
ったのだった。

「私たちはあらゆることを一新する必要があります。政治と政治家が、あ
らゆることを駄目にしてきました。世界の誰も私たちを尊敬していません。
トランプは人々の心にあることを述べ、実行力があります。彼はビジネス
支援の仕方を知っている企業家です」

つまり、トランプ氏は、ニューヨーク市民も他の町から来たよそ者も怖が
らせるジョーカーなのだ。

ニューハンプシャー州マンチェスター地区のパレス・シアターで、ダーリ
ーン(44)という名のバーニー・サンダース支持者は、アメリカ政治で珍
しいタイプの政治家が台頭していることについて、今まで聞いたことがな
いような説明をしてくれた。つまり、サンダース氏という74歳の「民主
社会主義者」なのだ。

「大学を卒業しても就くことができる仕事は、繁華街にあるレストランの
ウエイトレスしかありません」。ダーリーンさんは私にこう述べた。「しか
し、まだ学生ローンの返済も多く残っていて、生活に余裕がありません。
私は質の悪い医療を受けています。息子が公立大学に通えるよう、彼の学
費を払おうとしています。しかし、それは年に3万ドルもします。私には
本当にバーニーが話しているような援助が必要なんです」。

「税金は上がってほしくありませんが、億万長者の人たちには本当の公平
な負担をして欲しいと思っています。それがバーニーの言っていることで
す。私はローン返済と医療、息子の教育費のための支援を必要としていま
す。それらなしではシングルマザーにも扶養者にもなることはできません。
バーニーのように勇気のある政治家は他にはいません」。

つまり、サンダース氏はロビン・フッドなのだ。ウォール街の億万長者の
シャーウッドの森から取り立てて、苦労しているアメリカ人に分け与える。
ネバダ州では敗北し、サウスカロライナでも負けたかもしれないが、ヒラ
リー・クリントン氏を左寄りにした上に、最後の最後まで戦う資金と支援
を得ている。

もちろん苦しい戦いなのかは確かだが……。

マッチョな右翼と、学者ぶった左翼が、変わりばえのしない中道にあるア
メリカ政治のスイーツをちぎれんばかりに引っ張り合っている。その真ん
中あたりに、ブッシュ家やクリントン家といった政治家ファミリーと、私
たちが知る政治システムが存在しているわけだ。

「100年のアメリカ政治の歴史の中でこのような状況はなかった」。歴史
政治学者ノーマン・オーンスタイン氏はこう述べた。「私たちはこのよう
な2極化を見たことがなかった。それは厄介で、どこに向かっているのか
見当もつかない」

http://m.huffpost.com/jp/entry/9303890



▼ワシントン・ポストが異例の社説“トランプ氏の指名阻止を”

 アメリカの有力紙が、異例の社説を掲載しました。

 ワシントン・ポストは、25日付の紙面で「正念場」
「共和党は弱いものいじめの民衆扇動者から自らを守るか」と題した社説
を掲載しました。

 この中で、「考えてもいなかったことが不可避になりつつある」として
「トランプ氏が共和党の指名候補になりそうだ」と指摘。トランプ氏につ
いて、
「不法移民1100万人を強制送還するというが、旧ソビエトのスターリ
ンかカンボジアの
ポル・ポト以来のスケールの強制措置だ」「選挙戦では女性、ユダヤ人、
イスラム教徒、
メキシコ人らを誹謗中傷してきた」などと厳しく批判しています。

 そのうえで、「良心を持った共和党の指導者たちはトランプ氏を止める
ために今こそで
きることをする時だ」と訴えています。


http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2712035.html