遠藤誉氏の『習近平が狙う「米一極から多極化へ」台湾有事を創り出すのはCIAだ!』2023年(令和5年)7月12日発行された書籍についての考察です。


家にあったので一読しましたが、先月チャンネル桜に遠藤誉氏が出演した番組を拝見した際、著書の紹介があったので再読してみました。

この本の序章の一部を抜粋です。

中東はかつて「アラブの春」と呼ばれるカラー革命によって、それまでの伝統的な政権が次々に倒され、民主化政権が誕生したかに見えたが、すぐさま内紛に見舞われ治安が悪化し、凄惨な混乱の極みを呈してきた。

このことに嫌気がさした中東諸国は、「和平案」を唱える習近平の周りに集まり始めたのだ。

 
2023年3月28日 ヤフーニュースを張っておきます。
タイトル 中国の仲介でサウジ=イラン国交回復――その潜在的衝撃がウクライナ侵攻並みである4つの理由

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/330b61f66914b19cb48203dc8b2652c454eb6ebd
 

 

 

抜粋の続きです。

アメリカが成し得なかった中東の和睦を、なぜ習近平ができたのか、そして中東諸国が忌み嫌う「カラー革命」の正体とは何かを追い詰めていくうちに、次の二つのことが明白になってきた。

一つは「カラー革命」を起こさせていたのは全米民主主義基金(National Endowment for Democrasy)
略して、以降「NED」と表記。このNEDであることがわかったことだ。NEDは1983年にアメリカが「他国の民主化を支援する」名目で設立した組織だ。

NEDのホームページをたどっていくと、驚くべきことに、第二次世界大戦後に世界で起きた戦争や内紛のほとんどはCIAが起こし、1983年以降はNEDが起していることを発見したのだ。なぜNEDのホームページでそのようなことが分かるかというと、NEDの活動経費はアメリカ政府から出されているので、その会計報告を毎年公開しなければならないからだ。


そこからどのような活動にいくら使ったか執拗に丹念に追いかけていき作成した図表がこちら。

 

 
 
このリストの最後にあるウィグル・チベットの独立についてもNEDが関わっていたとはアセアセアセアセアセアセ
ある意味当たり前かもしれません笑い泣き
 
抜粋の続きです。
 
そこから見えてきたのは、NEDは世界にあまねく広がり、「民主化を支援する」という名目で、どこかの国に自国政府に不満を持つ人々がいると、必ずそこに潜り込んで「不満を持つ人々を支援して」、現存の政府を転覆させるということを40年間くり返してきたということだった。アメリカの言いなりになる政権を創っていくのが目的の一つで、もう一つは戦争ビジネスと結びついていた。

最も驚いたのは、その時系列を分析すると、「台湾を使って中国政府を倒させようとしているのはNEDだ」ということが見えてきたことだ。

一方、NEDはその共同創設者の言葉から「第二のCIA」と呼ばれている、その意味では「台湾有事」はCIA=NEDが創り出していると言って過言ではない実態をつかんだ。


と、述べています。

私はマイダン革命についてはジョージ・ソロスが背後にいたことを稚拙ブログに残しておりました。

 

 

で、こちらの方のサイトを参考にしたのですがウインク

http://brandnew-japan.info/archives/1309

 

 

投稿日が2019年12月7日になっています。

まだコロナ騒動、ウクライナ戦争前のことですからグレートリセットしたい人たちの存在なんて知りません汗うさぎ
色々なことが表面し可視化出来る世の中です。

まだ、この本の考察をしていきたいと思っておりますウインク