2018/03/06の観劇。

この日付と更新した日付の差を見て頂いたら分かるとおり一年以上の間が空いてるのでうろ覚えでの感想となります。

 

イエス・キリストの最後の七日間を描いたロック・ミュージカル。

事前に聞いた話だと予習してないと本当にストーリーが分からないらしいから、今回は滅茶苦茶予習してきた。

 

めっちゃ写真ぶれてるな。

 

キャスト

ジーザス・・・清水大星

ユダ・・・芝清道

マリア・・・谷原志音

カヤパ・・・金本和起

アンナス・・・吉賀陶馬ワイス

シモン・・・本城裕二

司祭・・・佐藤圭一、小松貴行、高舛裕一

ペテロ・・・五十嵐春

ピラト・・・村俊英

ヘロデ王・・・阿部よしつぐ

男性アンサンブル・・・大森瑞樹、小野功司、南圭一郎、ビョンヒサン、白倉一成、宇龍真吾、中村伝、

安斎恵太、杉本祟、清水誠哉、大萬昇太、山下泰明

女性アンサンブル・・・光川愛、原口明子、小島光葉、花田菜美子、小島由夏、林香純、矢野侑子、森川温子、加藤久美子、生形理菜、若松小百合、小松真美

 

前回のオペラ座の怪人で神永さんと山本さん(ラウルとクリスティーヌ)のペアを見て、これのキャスト候補にも神永さん(ジーザス)と山本さん(マリア)のペアがいたからそれで観たかったんだけどキャストチェンジ(´;ω;`)。ま、別に清水さんも谷原さんもちゃんと実力あるから良いんだけど。

神永さんと山本さんってさ、オペラ座の怪人と、ジーザスとウェストサイドストーリーでも相手役してるよね。

もしかしたら阿久津さんと濱めぐのコンビ(ラダメスとアイーダ、サムとドナ、シンバとナラ等)みたいにいつか黄金コンビって言われてるのかな。

 

オーバーチュアが始まって、暗転して再び明るくなったと思ったらアンサンブルたちがいつの間にか横たわっててビビった。

 

その時のアンサンブルとユダの動きってどういう意味なんだろう。はっきりと覚えて無いから今考察はできない。

 

ここからはナンバーごとに分けようかな。

=彼らの心は天国に=

芝さんの大声は迫力がある。

なんかさ、語り掛ける感じの歌なのにすっごくノリノリになれる曲調なのがちょっと笑える。

 

=何が起こるのか教え給え=

なんやかんや言ってめっちゃ耳に残るメロディ。

「ありがとうマリア」の言い方はメロディ的にめっちゃ練習しないと滑稽な感じになっちゃうよね。

 

=今宵安らかに=

ユダが「世界の貧しい人々を救うことが何より大事だ」と言ってるのにジーザスは「貧しい者を救うことが出来ると思うか」的なことを言いだして結局「私がいる間に道を見つけよ。私がいなくなるとその道も見えなくなるぞ」だと。

これ、どう解釈すれば良いんだ?

 

=ジーザスは死すべし=

個人的にめっちゃ好きなナンバー。

それじゃジーザスをどうするか~ のメロディが大好き。

それだけ

 

=ホザナ=

ホサナなのかホザナなのか分からんけど。

群衆たちの動きが止まってソロの部分で、若干群衆たちがくねくねしてるんだけどこれは演出なのかな?

どういう意図なんだろう。

 

=狂信者シモン=

これも大好き。

めっちゃ踊りたくなる。特に最初の方の下手の客席すれすれのところに来るやつとか本当に好き。

でもその前の何かに怯えてるのは・・・何に怯えてるんだ?

 

=ピラトの夢=

あんまり印象に残らなかったかな。

そんな覚えてない。

 

=ジーザスの神殿=

実際、商人たちはジーザスの所有してた敷地の中にいたのかな?

その後の病人たちを一掃するジーザスはTHE人間だった。

自分で治せ! っつって。

 

=私はイエスが分からない=

これ結構高い音で歌われるけど、この歌を夫人(野村怜子さん)が歌ってたのか? ちょっと見てみたい。

なんかさ、この時のマリアの感情がすごい共感できる。

好きなんだけど信じられない感じ? 始めて恋を知った感じ?

 

=裏切り=

後から音楽聞いたらめっちゃ印象に残る曲調なのに観劇した印象はあんまり残ってない。

内容的に難しい所だからかな。ここで裏切ってたんだって後で知ったから。

 

=最後の晩餐=

観る前はあのが有名な絵画を参考にした演出があるのかなー? って思ってたけど全く関係ないっていうかむしろジーザスとユダの二人にしか焦点当ててなくて使徒たちがエキストラ化してた。

 

=ゲッセマネの園=

歌いたいけど難しい。

この時の照明のデザインがすごいお洒落で好き。

 

=逮捕=

このへんで群衆が手のひら返し始めるのね。

さっきまでジーザスあなたに従いますって言ってたやつらがとうとう捕らえたジーザスを捕らえた捕まえた捕まえた! って・・・人間とは怖いものですね。

 

=ペテロの否認=

これも裏切り同様そんなに印象に残ってない。

 

=ピラトとキリスト=

これに関しては印象に残ってないどころか全く覚えていない。ごめんなさい。

 

=ヘロデ王の歌=

この歌のインパクトは強すぎ。

よしつぐさんでも結構インパクトあったんだけど噂だと下村さんのヘロデは半端ないらしいから一回で良いからみてみたかったな。

 

=やり直すことはできないのですか=

観劇から一年経った今でもここの照明デザインはすごく印象に残ってる。

照明の光のラインが、絵画の世界観と言うか、神に直接話しかけてる感じだった。

 

=ユダの自殺=

自殺の仕方がセリで下がるタイプのやつ。

実際のユダってたしか首つり自殺だった気がするんだけど、もうちょっとそこの演出頑張って欲しかったな。

 

=ピラトの裁判と鞭打ちの刑=

群衆の怖さが一気に現れた。さっきまで本当にホサナホサナゆうてた奴らが十字架にかけろ!って。

それもピラトはジーザスを罪もない男って言ってるのにそれも聞かず。

鞭打ちの表現はジーザスもうつ方もハイクオリティだったけど、でも後ろに行くとエアなのがバレバレでそっちに目が行っちゃうw

 

=スーパースター=

周りに隠れて足がノリノリだったよ。

コーラスガールたちのパートもすごい耳に残る。

そんだけ

 

=磔=

イエスの孤独感とかすごい表現できてた演出的に凄く好きなところだったけどさ。

「この命 御手に委ねます」ってセリフの後頭を下ろして死亡。ってのが正解よね?

でも清水さん。「この・・・渇き・・・(頭を下ろす)(呼吸も止まる)・・・・・・・・・・・・(呼吸が再開)(頭を上げる)(過呼吸)この命・・・御手に委ねます・・・(頭を下ろす)(呼吸が止まる)」

間違えたな。

 

カーテンコールは作品の雰囲気に見合わない明るい感じで終わって、劇団四季名物ながーい拍手が続きました。

全体的に色が少なくて印象に残りにくいけど、音楽面で言うと結構インパクトのある感じで、是非とも今のキャストでCDを発売してほしい。

劇団四季さん! お願いですからジーザスクライストスーパースターの新キャストCDを発売してください!