どっちもどっち | 柔技整体 風流院…院長の風流日記

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日々飄々。徒然なるままに。和の国を彩る時と共に。

イメージの持ち方。
これ一つで、自分の人生が変わる。

いやいや…「成功本」のCMじゃありません(笑)

人間って、良くも悪くもイメージで思考、行動してる。
そんな部分があると思うんです。

たとえば…
「いつでも誰とでも、素早くつながる最新スマホ」
どうです。便利そうでしょ?
良いイメージですね。

では…
「電磁波たっぷり、家計の負担、最新スマホ」
わははは!
これじゃ誰も買わねぇよなぁにひひ

同じスマホでも、表現の仕方一つでこんなに違う。
イメージがガラッと変わり「思考」も変わる。
そして買うか買わないかという「行動」に影響が出る。

よくある事です。こういうの。
まぁ、極端な例ですけどね、これは。


でも。これが実は生活、人生・・・様々な局面で働いている。


ある事柄。
そうですね…じゃあ、政府主導の公共事業をイメージしてください。
これに対して。

推し進めようとする人達の後ろには、当然「計算」が働いてる。
言わずもがな、儲けたいって事ですね(笑)
いや、悪いことじゃない。これは何も悪いことじゃない。

でも、それが自然とか環境とかに、影響を及ぼす事だったら?

今度はそこに反対者が必ず現れる。
すると・・・

何となく反対してる人達の方が「正義のイメージ」に、なりません?

「ああ、この公共事業に反対することは、正しい事なんだ」
って気分に、なっちゃいませんか?

で、その勢いで反対運動に参加したり、デモに参加したり・・・
そういう流れに飛び込んでいく人もいる。

自分のブログとかでも「反対」と書き込んだり、匂わせる言動を書いたりね。


ただ、そこがちょいと怖いところ。

推し進める人達の裏には「計算」がある。
しかし
反対する人達の裏にも、この「計算」は、あったりするんです。

必ずしも「正義っぽい」事を言ってる人達が、絶対に正しいとは言えない。

だから、うかつに軽々しく「正義っぽい人達」に、乗せられるのも危険!

古い話ですけど、かつての学生運動に参加した人達。
実は、こういう「正義っぽい」理想に乗せられた人達なんじゃないかな?

もちろんその時は真剣に、情熱に燃えたんでしょう。
でも現実はどうか?
単に踊らされて、利用されてただけなんじゃないのか?



だからアタシャ思うんですよ。

自分で本当に、本気で取り組んで、正しく理解していない限り
うかつに「賛成」やら「反対」やら、言うものじゃない。

今、正しく見えてる事も、10年後には間違いだったりするかもしれない。
今、ヤバそうに見える事も、10年後には「良かった」と言えるかもしれない。

そして必ず賛成派と反対派、どちらにも「いやらしい計算」はあるんです。
どっちもどっち。

いや、決して世の中から目を背けて、隠遁者になれって事じゃないんですよ。

何事も専門知識もなく、TVや本やネットの情報だけで
必要以上に意思表示や過剰な行動を取るのは、危険なんじゃないかな?

そう思ってるだけです。


まずは脚下照顧。
これが一番肝心だと思います。