がいらいこばなし -7ページ目

がいらいこばなし

田舎の外来での 患者さんとの
ちょっと笑えてためになるお話

外来で血圧はかったときに

「血圧高いですね」に対してのいい訳?のかずかず


 「いま歩いてきたからね」 

(いつも歩くでしょうに)

 「いま自転車で来たばっかりだから」

 (もっと楽なはずだけど)

 「今日は寒いからな」 

(これからどんどん寒くなりますが)

 「先生の前だとあがるんだよね」 

(すいません)

 「病院に来るとあがるんだよな」 

(病気を作って治療する、意味深だなぁ)

 「今朝くすり飲み忘れちゃって」

 (いつもこれですもん)

 「まさか、こんなはずはない!」 

(・・・・)

 

責めてるつもりはないんですが

これも事実ですからね!?

「いつものお薬とシップ、あと、うがい薬と

 風邪引いたときのためにかぜ薬も下さいな」

以前は、こう言って紙袋ひとつ分くらいのお薬を

もらっていく人はいました、中には多くもらった

湿布と風邪薬を売りさばいていた強者もいたし

 

(自己負担が増えた)最近では

「今日はこれとこの薬だけ、2週間ぶんでいいです」

でも、必要な薬を控えてしまう人がいるのも確か

 

最近「OTC類似薬を保険適応外に」と言います

風邪薬や湿布は薬局で買ってね、ということです

すると、今までの数倍〜数十倍の値段を払うのです

社会保険料が減っても、それ以上に自己負担が増え

受診を控える人が増えるのも確かです、たいへん!


 

風邪が長引いていると来たおじいちゃん

ついてきたおばあちゃんいわく

「うちのじいさんは、タンショウで困ったモンだ」

ボクは、言葉を失ってふたりをしげしげ

「いづも、タンばっかりだしとるもん」

ああ、なるほど「痰・症」か。

そんな田舎言葉あったっけ?

あせったなあ、もう

学生時代に教授回診での一コマ

患者さんの前で教授が

「この若い人たちは、いわば

 ’タケノコたち’ですな」

「なんですか、それ?」

「・・・そのうち藪(やぶ)になります

 ガハハハ」

 と、ひとりで受けていました

(学生としては薄ら笑いしか・・・)

ちなみに藪医者とは「先の見通しが利かない」

というもじりで「先が全く見えない」土手医者

というのもあるそうな(ドテッ!)

飲み会に行くとよく訊かれます

「せんせ、二日酔にならない

 いいクスリはないもんだスカね」

「はあ、ないですねえ。まず量を控えて

 遅くまで飲まないことですね」

「それをいっちゃあおしまいよ」

「ですね、もう手遅れだし」

(なにしろすでに午前様の会話ですもん)

 

超安値のセール行って沢山買い込むと

得した気になりますが、冷静に考えると

店に行かないのがいちばんのお得なわけで

 

これを言っちゃおしまいか