少し前から気になってた本『夫のちんぽが入らない』を購入。そして一気に読了。素晴らしかった。
『いきなりだが、夫のちんぽが入らない。』…という、センセーショナルな書き出し。淡々と描かれる、夫との、穏やかな、と同時に波瀾に満ちた二十年。
現代人が陥りがちな心の闇を飾らない言葉で切り取った印象で、とても心に響いた。少し闇に飲まれそうになったけど。
あー分かるわぁ…という人と、こんなこともあるんだねぇ…という人で感想は割れそうだけど、前者として、読んで良かったなと思う一冊でした。
しかし、このタイトルのまま出版を押したという編集者さんの英断と、タイトルで釣らない、美しいデザインに仕上げたデザイナーさんには心から拍手を送りたいですね。
「どうしてできないんだろうね」と言いながら三年目の春を迎えた。
という一節が何故かガツンと琴線に響いて、電車で泣きそうになった。


