今日はブラザーズ・クエイの最新作『ピアノチューナー・オブ・アースクエイク』を見に行こうかと思ってたんだけど、昨日の仕事がしんどかったのでおうちでまったり過ごすことにしました。で、見たのがこれ、『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』の巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督の『マレーナ』。
これはもう、とにもかくにもモニカ・ベルッチがエロいと、ただそれだけの映画と言っても過言ではないね。もうエロい。エロいにも程があるぐらいエロい。
『ジェヴォーダンの獣』という映画で、ベッドに横たわるモニカ・ベルッチのチチ(あれはもう胸とかそんな甘っちょろい表現に収まるものではない)のクローズアップから、クロスオーバーして山脈のショットになった時にはひっくり返ったが、本作でもとにかくモニカ・ベルッチはエロかった。
もう一度言っておこう。モニカ・ベルッチはエロい!
そんなエロい未亡人のモニカ・ベルッチに憧れる少年を描いた作品です。まあ、普通に面白かったかな。
後半、彼女演じるマレーナが堕ちてからの方が、ストーリー的には惹かれるものがありました。前半は人間の描き方が単純で、記号的だったように感じたのだけれど、後半は人間ドラマとして見ごたえがぐっと増しました。人間の悲しい面を描いてるな、と。
思い出は美化されるって言うけど、前半部分のデフォルメ感は、なんか思い出のデフォルメ感なのかもしれない。
モニカ・ベルッチはたぶんこの作品まで、そのエロい体で男受けするセックスシンボルの役ばかりやっていた女優だった。しかし、この作品で、エロ過ぎる故に堕ちてしまうマレーナを演じたことで、劇中のマレーナと同じように女性からの同情を得ることに成功したんだと思う。ギャスパー・ノエ監督の衝撃昨『アレックス』なんかは、確実にここからスピンオフされた作品。そしてそこから、『マトリックス・リローデット』なんかに繋がっていく、と。劇中のマレーナのしたたかさは、そのまま女優モニカ・ベルッチのしたたかさであるように思った。うーむ。たぶんこの女優はサバイブしていくだろうなぁ。
ともあれ作品としてはまあ普通に面白かった、というレベル。やっぱり『ニューシネマパラダイス』を超える作品は、たぶんもう生まれないんだろうなぁ。
『マレーナ』
脚本・監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽:エンリオ・モリコーネ
主演:モニカ・ベルッチ(エロい!)