昨日の夜中(4時過ぎぐらいだったと思う)普通に寝ていたら、
急に思いっきり耳を引っ張られる痛みを感じて飛び起きた。
寝ぼけまなこで辺りを見回してみたら、枕元に羽根の生えた小さい女の子が座っている。
驚きながらも、妖精か何かだろうか?などと思っていたら、そいつは、
「あたしは妖精だよ」
と言った。自分で言うんかい!と反射的にツッコむ僕。
そいつは笑いながら「あんた今悩んでることがあるだろ?言ってみな」
と、人懐っこい笑みを向けてくる。
頬のえくぼが可愛らしい。
その笑顔に毒気を抜かれたのか、僕は自分でもびっくりするくらい素直に悩みを全部打ち明けた。
延々4時間半。
・・・確かに最近いろいろ悩んでたんですよ、俺。
そいつは途中、普通に居眠りしたりもしていたが、
ちっちゃく正座したまま話を最後まで聞くと、
「うん。まあいろいろ大変だろうけど頑張れよ」と言ってまた笑った。
何のアドバイスにもなってないよと思いながらも、僕も釣られて笑った。
「じゃあね」って言ってふわふわ飛んでった妖精の背中を見送ってから、
僕はモコモコと二度寝したのであった。
(書き下ろし)