こんにちは、山中竜司です。

僕がこの記事を書こうと思ったのは、先日公開された「事業家集団の公式見解」を読んで、胸にグッと刺さるものがあったからです。

当団体に対する一部報道・SNS投稿等への公式見解と今後の対応方針

 

この声明文は、いわゆる“アンチ投稿”や、事実と異なる情報がインターネット上で拡散されていることについて、かなり具体的に言及されています。

読んでみて、まず最初に思ったのは、「ここまでちゃんと明文化して、責任を持って出すのって、すごく勇気がいることだな」という感想でした。

 

SNSって、“誰かの言葉”を簡単に信じて、“何となくの印象”で動けてしまう世界です。

実際、僕も昔はネットの噂話に流されて、よく調べもせずに「ああ、そういう団体なんだ」と決めつけていたことがありました。

そして、大多数の人が、SNS上の悪意のある切り抜きなどを鵜呑みにしていると思います。

 

知らず知らずのうちに、「誠実に頑張っている人を陥れたい」という悪意のある行動の、片棒を担いでいるのかもしれない。

その軽率な“決めつけ”が、誰かの人生を傷つけているかもしれない。

そんな当たり前のことを、この文書は静かに、でも強く教えてくれました。

 

 “印象”ではなく、“根拠”で判断したい

 

特に印象に残ったのは、次の文章です。

一方的に当団体を「脱法マルチ」と断じる行為は、法的にも倫理的にも到底容認し得ない

最近は、耳障りのいい言葉や、キャッチーな表現で「この団体やばいらしいよ」と騒ぎ立てる投稿が増えています。

でもその多くが、事実を切り取って“センセーショナルに見せている”だけだったり、悪意をもってデフォルメされていたりします。

 

今回の公式見解には、裁判所での判断や発信者の責任が実際に認められた事例も記されています。

たとえば、下記などですね。

• 名誉毀損で逮捕されたケース

• 暴行罪で拘留された発信者

• 発信者の責任を前提とした裁判所の和解

こうした具体的な情報を知ったことで、僕の中の“印象”が揺らぎました。

もっと言えば、「調べずに信じた自分が、恥ずかしい」とすら感じました。

一方で、この記事を読んでいない人にもこの声明文が届き、悪意のある発信に対して、冷静な判断ができる人が世の中にひとりでも増えればいいという期待も持っています。

 

 「見えない誰か」より、「目の前の事実」を信じる

 

今回の発信に合わせて、事業家集団の公式X(旧Twitter)でも、声明文に込めた思いが投稿されています。

 

▶︎公式X投稿はこちら

 

そこに添えられたメッセージが、とても印象的でした。

この言葉は、ただ“反論”しているわけじゃない。

「自分たちの言葉で、未来をつくりたい」という強い意思だと僕は感じました。

 

これまでの人生で、僕も「ネットの声」に振り回されたことが何度もあります。

でも、見えない誰かの主張よりも、「目の前の人の言葉」「自分の体験」のほうが、信じる価値があると思うようになってきました。

そもそも、自分の目標達成に集中している人は、他人を攻撃することに価値を感じないと思ってます。

むしろ、自分が努力しているからこそ、同じように努力して結果を大きく変えようとしている人に対しては、とても共感できるのではないかなとも思います。であれば、SNSを通して人の足を引っ張るような発信をしている人の言葉を信じる人生にどれだけの価値があるのでしょうか。

 

 僕らは、もっと“慎重に”発信するべきだ

 

今回の件から得た一番の気づきは、「自分も“発信する側”なんだ」ということです。

 

知らず知らずのうちに、誰かの言葉をそのまま拡散していないか。

悪意がなかったとしても、それが誰かの人生や活動を傷つけていないか。

僕らができる“最小の誠実さ”は、「本当にそれって事実なの?」と一度立ち止まって調べてみることだと思います。

 

これからは、もっと慎重に情報を扱いたい。

安易に「こうらしいよ」と口に出すのではなく、「自分の言葉で語れる範囲のこと」を発信したい。

 

そしてなにより、「変わりたい」と挑戦している人たちが、安心してチャレンジできるような空気を作れる人間でありたい。

 

 まとめ|“判断する力”もまた、成長の一部だと思う

 

インターネットは便利で、自由で、楽しい場所です。

でも、その自由さの中で、何気なく放った一言が、誰かを傷つけることもある。

それはもう、言い訳できない時代に僕たちは生きています。

 

だからこそ、「自分で判断する力」を育てたいし、育て続けたい。

そして、誰かを応援する時も、疑問を持った時も、いつだって“誠実な言葉”を選べるようでありたい。

 

そんな気づきをくれた今回の声明文に、僕は素直に感謝しています。