こんにちは、山中竜司です。

僕が「学び」と「成長」を意識するようになったのは、社会人になってからです。学生時代までは与えられたレールを走ることが中心でしたが、仕事を始めると誰も道筋を示してくれない。自分で選び、自分で決めて、結果を出さなければならない。そんな環境のなかで、孤独を感じながら模索していました。

 

しかし、事業家集団に出会ってから、その感覚は大きく変わりました。学びは孤独な作業ではなく、コミュニティの中でこそ深化するものだと気づいたのです。今回は、その気づきを象徴するエピソードとして「4コマ動画」との関わりも交えながら書いてみたいと思います。

 

 「一人で学ぶ限界」を感じた社会人3年目

 

社会人3年目の頃、僕は正直、壁にぶつかっていました。自己啓発本を読み、セミナーに通い、スキルアップのためにお金も時間も注いでいた。けれど、学んだことをどう活かせばいいのか分からず、実践と成果がつながらない感覚が常にありました。

 

知識が増えるほど焦りも増え、「また新しいことを学ばなきゃ」と追い立てられるように勉強していた。でも冷静に振り返ると、積み上げているのか、それとも垂れ流しているのか、わからなくなっていたんです。

 

そんなとき、事業家集団に参加するようになりました。

そこでは「稼ぐために学ぶ」「目的から逆算して学ぶ」という当たり前のようでいて、僕が持っていなかった視点を強烈に突きつけられました。

 

 「4コマ」が教えてくれた“気づきの共有”の力

 

事業家集団の中で印象的だったのが「4コマ動画」の取り組みでした。

 

 

この4コマ動画は、一見シンプルな短いストーリーですが、その中には深い学びや気づきが込められています。僕が衝撃を受けたのは、学びって必ずしも「分厚い本」や「長い講義」からだけ得られるものではないということ。

 

むしろ、日常の中の小さな気づきを4コマで共有することで、「あ、そういうことか」と直感的に理解できる。さらにそれをコミュニティの仲間と議論することで、理解が立体的に広がっていくんです。

 

僕自身も動画を見たあと、仲間と「このシーンって自分の営業経験に似てるよね」「この失敗、俺もやったわ」と語り合うことで、学びが自分のものになっていく感覚を味わいました。

 

 コミュニティが“学び場”に変わる瞬間

 

大事なのは、「知識を持つ人が正解を一方的に教える」のではなく、コミュニティ全体で「それをどう受け取るか」「どう活かすか」を考えること。

 

事業家集団では、ただ動画を見て終わりではありません。その後に「自分ならどうするか」を考えたり、「このケースを自分の仕事に置き換えたら?」と問い直す時間があるんです。このプロセスがあるからこそ、学びが「頭の中の知識」で終わらず、「行動」へと結びついていく。

 

僕はこれを体験して、コミュニティが“学び場”に進化する瞬間を肌で感じました。学び直しという言葉がありますが、それは単なる勉強のやり直しではなく、「仲間とともに問い直すこと」であり、そこにこそ価値があるのだと思います。

 

 結論:学びは「個人戦」から「チーム戦」へ

 

僕が言いたいのは、学びを一人で完結させようとする必要はないということです。むしろ仲間と共有し、議論し、互いの視点を持ち寄ることで、学びは加速し、行動につながる。

 

事業家集団や4コマ動画から得た経験を通して、僕は「学びとはコミュニケーションであり、実践である」と気づきました。だからこそ、これからも学び直しを恐れず、コミュニティの力を借りながら前に進みたいと思っています。

 

あなたも今いる環境を振り返ってみてください。学びを独り占めするのではなく、共有できる仲間がいるだけで、その質もスピードも大きく変わっていくはずです。