こんにちは、山中竜司です。

 

「もっと慎重に選べばよかった」

「無駄なことに時間を使ってしまった」

20代の僕は、正直そんな後悔を何度もしてきました。

 

でも振り返ってみると、あの“失敗”だと思っていた経験こそが、今の自分を作ってくれているんですよね。だからこそ、僕は20代こそ「失敗数」で勝負すべきだと思っています。

 

1. 失敗を避けていた頃、成長も止まっていた 

 

20代前半の頃、僕は「効率よくキャリアを積みたい」と考えていました。だからこそ、失敗を極力避けるように動いていたんです。

上司に怒られないように、同僚に笑われないように、あらかじめ安全そうな選択肢を選んでいました。

 

けれどその結果、周りとの差がどんどん開いていったんですよね。失敗を避けた分、挑戦の機会を逃してしまっていたからです。新しいスキルも増えない、経験値も上がらない。気づけば“安定”ではなく、“停滞”していました。

 

この頃の僕は「頑張ってるのに成果が出ない」と焦っていました。でも今振り返ると、単に失敗を避けて無難に過ごしていただけなんです。

 

2. 思い切って挑戦したことで見えた「成長の感覚」 

 

ある時、「どうせなら挑戦してみよう」と思い、これまでやったことのない領域に手を出しました。

正直、失敗の連続でした。商談で噛み倒して契約が飛んだり、準備不足でプレゼンがボロボロになったり…。恥ずかしい思いを何度もしました。

 

でも、不思議と充実感があったんです。

そのたびに「ここを改善しよう」「次はこう工夫してみよう」と学びが生まれて、少しずつできることが増えていきました。

 

失敗しても死ぬわけじゃない。むしろ小さな失敗を繰り返すことで、自分の耐久力も増していく。そう気づいた時に、初めて「失敗って武器になるんだ」と実感しました。

 

3. 20代だからこそ「失敗できる特権」がある 

 

僕は今、「20代だからこそ失敗できる特権」があると思っています。

 

30代や40代になれば、家族や責任も増えて、リスクを背負うのが難しくなるかもしれません。けれど20代のうちは、やり直しがいくらでも効く。むしろ今のうちに数多く失敗しておく方が、長期的にはプラスになるんです。

 

失敗を恐れて無難に過ごす20代よりも、失敗だらけでもチャレンジした20代の方が、10年後の差は圧倒的に大きいはずです。

 

結論:失敗は「投資」だと思って挑戦する 

 

僕自身、これまで数え切れない失敗をしてきました。正直、落ち込んだり悔しい思いもたくさんしました。

でもそれ以上に、失敗を重ねたからこそ得られた経験と学びがある。

 

20代は、「失敗数」で勝負する。

失敗を恐れず、むしろ“投資”だと思って挑戦していくことで、未来の自分への大きなリターンにつながるはずです。

 

もし今、何かに挑戦しようか迷っているなら、その一歩を踏み出す価値は十分にあります。

「失敗してもいい」。そう思える20代だからこそ、挑戦できることがたくさんあると思います。