こんにちは、山中竜司です。
今回は、「辞め方」にまつわるお話です。
正直、20代の頃の僕は「辞める=悪いこと」だと思っていました。
でも、事業家集団というコミュニティに身を置くなかで、その考えは大きく変わったんです。
むしろ、辞め方が美しい人ほど、その後の人生も応援される。
【1】「辞める=逃げ」ではなく「進むための区切り」
まず、強く伝えたいのは、「辞めること」は悪じゃないということ。
僕自身、過去には「続けることが正義」と思い込んで、苦しいのにやめられなかったことが何度もあります。
でも、このnoteにも書かれているように、「辞める=逃げ」という価値観はもう古い。
大事なのは、「どう辞めるか」。
・感謝を伝えて辞める
・次の挑戦を宣言して辞める
・関係を壊さず辞める
これができる人は、むしろ「また一緒にやろう」と声をかけられるんです。
事業家集団でも、「辞め方が上手い人」は本当に次のチャンスに恵まれている。
一方で、音信不通で消える人は、結局“自分の居場所”を自分で狭めてしまっています。
【2】「メリット・デメリット」で辞める人は、信用を失う
僕も正直、若い頃は「この関係って自分にメリットある?」ってよく考えてました。
でも、その思考だけで動くと、目の前の繋がりがどんどん薄っぺらくなる。
このnoteにもあるように、メリットとデメリットを超えた「在り方」こそが信用になるんです。
例えば、事業家集団でこんな場面がありました。
ある人が「もうこのプロジェクトは自分には合わないかも」と悩んでいた。
でも、彼はただ辞めるんじゃなく、「今までの感謝」と「次に進む理由」を丁寧に言葉にして去った。
結果、辞めた後もその場の人たちと繋がり続け、別のプロジェクトで再会することに。
一方で、「メリットないからフェードアウト」という人は、気づけば誰からも声がかからなくなっていく。
これって仕事だけじゃなく、人間関係全部に通じること。
Yahoo!知恵袋のこの相談にもあるように、「どう人と接したらいいのか」という悩みは、実は「相手を損得で見てないか」が答えだったりする。
【3】事業家集団で学んだ「辞め方が美しい人」の共通点
じゃあ、「辞め方が美しい人」は何が違うのか?
僕が事業家集団の中で感じた共通点は、以下の4つ。
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感謝を言葉にする
「今までありがとうございました」を必ず伝える。言葉にするのは想像以上に効果がある。
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ネガティブを吐き出さない
どんなに不満があっても、「この場の○○が嫌で…」とは言わない。未来に目を向けて話す。
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「またお願いします」が自然に出る
一度終わっても「またご一緒できると嬉しいです」と言える人は、次も呼ばれる。
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自分の意思を持っている
このnoteにもあるように、「自分の人生をどうしたいか」をちゃんと考えている。だから、辞めるときもブレない。
僕自身も、辞める時は「自分の意思で動いてるか?」「相手をリスペクトしてるか?」を必ず確認するようになりました。
【結論】20代の“辞め方”は、人生の資産になる
20代のうちは、「辞めるのが怖い」と感じる場面が何度もある。
でも、怖いのは「辞めること」じゃない。怖いのは「辞め方を間違えること」。
辞める=メリット・デメリットの判断ではなく、
辞める=自分の人生の選択とコミュニケーションの結果。
これを理解して行動できれば、むしろ「辞めた後のほうがチャンスが増える」ことすらある。
僕は事業家集団の中で、辞め方まで美しい人がどれだけ愛されているかを目の当たりにしました。
20代の今だからこそ、“辞め方”という武器を身につけておこう。
それが、未来の自分を助けてくれるから。
