こんにちは、山中竜司です。

今回は、「応援される人」の価値について書いてみます。

 

僕は20代の頃、「成果を出せば人はついてくる」と信じていました。

でも、事業家集団に身を置くようになって、その考えが大きく変わりました。

本当に人を動かすのは、スキルや実績ではなく、「この人のために何かしたい」と思わせる“人間力”だったんです。

 

 【1】「できる」のに人が離れていく人を見て気づいたこと

 

事業家集団では、スキルフルな人がたくさんいます。

でも、「能力があるのに、なぜか人が離れていく人」もいます。

 

一方で、「まだ未熟だけど、なぜか人が集まる人」もいる。

この違いを観察するうちに気づいたのが、“応援される人”の存在感です。

 

その人は、ミスをしても責められないし、周りが自然とカバーに入る。

なぜか?「この人のこと、嫌いになれない」からなんですよね。

 

この話を読んだときにも思い出しました(参考note)。

「成果じゃなくて、関係性で物事が進むことが増えている」という視点に、すごく共感しました。

 

20代のうちは特に、「いかに成果を出すか」ではなく、「どんな空気を生むか」に意識を向けるだけで、立ち位置が変わることも多いです。

 

 【2】“応援される人”は、コミュニケーションがうまいわけじゃない

 

「応援される人って、やっぱりコミュ力高いんでしょ?」と聞かれることがあります。

でも、僕の答えはNOです。

 

むしろ、応援される人って、“うまく話す”より“素直に話す”ができる人。

「自分、今ちょっと不安なんですよね」

「うまくいくかわからないけど、チャレンジしてみます」

そんな言葉を、ちゃんと口に出せる人です。

 

僕が好きな佐藤さんのnoteにも、こうした“飾らない強さ”の大切さが書かれていて共感しました。

応援したくなるのって、“完璧な人”より、“不完全だけど前に進んでる人”。

 

これは、仕事でも恋愛でも共通していると思います。

Yahoo!知恵袋のこの相談にもあるように、「好かれたいけど何が正解かわからない」と悩む若者は多い。

 

でもその答えって、“自分をどう演出するか”じゃなく、“どこまで正直でいられるか”のほうにある気がしています。

 

 【3】事業家集団で気づいた「応援される人の習慣」

 

僕が事業家集団で出会った、応援されている人たちに共通していたのは、たった一つ。

 

「自分だけが成果を出す人」ではなく、「誰かを一緒に巻き込める人」。

 

・誰かが落ち込んでたら声をかける

・自分のやりたいことを、わかりやすい言葉で伝える

・「ありがとう」を惜しまない

 

そんな習慣が、じわじわと信頼を集めていく。

そして、気づけば「この人となら頑張りたい」という人が周りにいる。

 

僕自身も、昔は「一人で頑張る=かっこいい」と思っていました。

でも今は、「一緒にやろう」と言える人のほうが、何倍も魅力的だと感じます。

 

 【結論】20代で“応援される力”を育てるのが最強のキャリア戦略

 

できることを磨くのも大事。

でも、それだけじゃ人はついてきません。

人を動かすのは、「この人と一緒に何かしたい」と思わせる力です。

 

20代でこの“応援される力”に気づけたことは、僕にとって何よりの財産。

スキルではなく、関係性で広がる未来がある。

 

だから僕はこれからも、「応援される人」でありたい。

事業家集団で学んだこの価値観を、これからも言語化していきます。