こんにちは、山中竜司です。
このブログでは、僕が所属している「事業家集団」での実践や気づきを、毎週noteに綴っています。
今回は、「質問する人って本当にかっこいい」というテーマで書いてみます。
僕自身、昔は「質問=わからない人がすること」だと思っていた時期がありました。
でも今は、「質問できる人こそ賢い」「質問力こそが信頼される力」だと、心から感じています。
その気づきの背景には、事業家集団という環境と、noteで文章を書くという習慣の存在があります。
事業家集団で見た“質問力”のある人たち
事業家集団では、会話の中に“問い”が自然と飛び交います。
「それって、何のためにやってるの?」
「そもそもゴールってなんだっけ?」
「その背景にはどんな想いがある?」
最初の頃の僕は、これらの問いに“答えなきゃ”と緊張していました。
でも、少しずつわかってきたのは――
これは「答えを引き出したい」からではなく、「一緒に深めたい」から生まれている質問なんだ、ということ。
特に印象に残っているのは、ある先輩との1on1の場面。
自分のビジネスプランを説明したとき、彼はこう聞いてきました。
「で、それって、あなたがやる意味は?」
その問いがずっと心に残りました。
ロジックじゃなく、感情でもなく、“自分という存在”にフォーカスした問い。
これをさらっと投げられる人って、本当にすごい。
そして僕は、その一言によって、自分の事業に“本音”を乗せられるようになったのです。
noteで言語化してわかった、質問の価値
もう一つ、“質問する人”への尊敬が深まったのが、noteでの執筆体験です。
noteを書くたびに、自分の考えを掘り下げる必要が出てきます。
そしてそのとき、必ず“問い”が浮かぶんです。
「なぜこのテーマを書きたいんだろう?」
「これは本当に読者にとって意味があるのか?」
「自分はこの経験から何を感じたのか?」
これは、他人から受けた問いではありません。
でも、事業家集団で日常的に“質問”に触れてきたからこそ、自然と自分に問いを立てる癖がついていた。
書くという行為は、問いと向き合う時間でもあります。
だからnoteを通じて、僕は「質問を持つこと」「問いを立てること」の価値を、より深く実感しました。
質問力は“技術”ではなく“姿勢”
「いい質問をしよう」と思うと、つい難しい言葉を使いたくなったり、深い分析をしようとしてしまいます。
でも、事業家集団で学んだのは、「質問って、相手へのリスペクトなんだ」ということです。
相手の話をちゃんと聴く。
相手の背景を想像する。
「この人が本当に言いたいことは何だろう?」と一歩深く考える。
そこに真剣さがあるから、質問が“届く”んだと思います。
質問力って、技術ではなく姿勢なんです。
noteでの執筆でも、コメントでも、読者や相手の文脈を考えて「なぜそう思ったのか」を探る。
それが、信頼をつくる第一歩になると感じています。
質問できる人こそ、信頼される時代
以前の僕は、「答えられる人がかっこいい」と思っていました。
でも今は、「問いを持てる人」「深く聞ける人」が一番信頼されると感じています。
事業家集団では、質問によって人の本音が引き出され、行動が変わる瞬間を何度も見てきました。
そしてnoteで書き続けるなかで、自分自身にも問いを立てることで、思考や感情が整理されていくのを感じています。
「いい質問ですね」と言われる人より、
「この人に話すと気づきがある」と思われる人になりたい。
それが、僕が“質問する人”を心から尊敬する理由です。
