こんにちは、山中竜司です。

このアメブロでは、僕が所属している「事業家集団」での学びや気づきを、週1のペースで記録しています。

 

今回は、「振り返りの習慣」について。

20代の頃の僕は、ひたすら“前だけを向いて進む”ことが正解だと思っていました。

けれど今、毎週振り返る時間を持つようになってから、むしろ進むスピードが上がったと感じています。

その変化について、今日は3つの視点から書いてみたいと思います。

 

 前に進むには、後ろを見ないといけない

 

事業家集団に参加するようになって、一番大きなカルチャーショックだったのが、「振り返りを徹底する文化」でした。

週1回の定例会では、成果報告ではなく「気づきの共有」がメイン。

“うまくいかなかったこと”や“自分がモヤっとしたこと”を、むしろ大切にする。

 

最初は違和感がありました。

でも、ある先輩に言われたんです。

 

「反省じゃない、“学び直し”なんだよ。」

 

それがしっくりきました。

20代って、とにかく経験値を貯めたい時期。

でも経験しただけじゃ、成長には繋がらない。

そこから“何を学び直すか”で、次の行動の質が変わる。

 

僕はその日から、「1週間を振り返るノート」を作り始めました。

何をしたか、なぜうまくいった(いかなかった)か、何を次に活かせるか。

週1回、たった30分の習慣が、思考の深さと視野を少しずつ広げてくれています。

 

 自分の変化に気づける人が、一番伸びる

 

20代の頃の自分は、「変わりたい!」と思っても、何がどう変わっているのか把握できていなかったと思います。

今振り返ると、学びが“点”で止まっていた。

 

でも、週1で振り返るようになると、変化が“線”で見えるようになるんです。

 

たとえば、僕は以前「人に頼るのが苦手」だったのですが、数ヶ月前の振り返りノートを見返すと、「1人で抱えすぎて疲弊していた」と何度も書いてありました。

そこから、「助けを借りるのも仕事のうち」という言葉に出会い、徐々に仲間と協力するように変わってきた。

 

この変化に気づけたのは、間違いなく“記録”があったからです。

「自分って成長してるじゃん」と思えた瞬間の、自信と嬉しさは格別でした。

 

20代のうちにこの習慣を持てたこと、本当にラッキーだったと思っています。

 

 振り返りは、自分との信頼関係をつくる時間

 

事業家集団で出会った20代のメンバーの中には、ものすごくストイックな人も多い。

でも、共通しているのは「自分に正直でいることを恐れていない」という点です。

 

振り返りの時間は、誰かに評価されるためのものではなく、自分と向き合う時間。

うまくいかなかったことも、言語化して受け止める。

その積み重ねが、自己肯定感と信頼を生むのだと思います。

 

僕も以前は、「できなかった自分」を直視するのが怖かった。

でも今は、「じゃあ次どうするか?」を考えるスタートラインだと捉えられるようになりました。

 

振り返りとは、反省会ではなく“未来の準備”なんです。

 

 20代におすすめしたい習慣、週1のふりかえり

 

事業家集団という環境に身を置き、週1の振り返りを続けてきたことで、

・思考の深さ

・変化への気づき

・自己信頼の積み上げ

が、20代の僕の中に少しずつ育ってきました。

 

スキルや肩書きも大事だけど、「自分の内側と向き合う力」はどんな場面でも効いてきます。

だからこそ、若いうちにこそ“振り返る習慣”をおすすめしたい。

 

未来を変える力は、案外「1週間を振り返る30分」から始まるかもしれません。