ご無沙汰のブログ
久しぶりのブログです。最近は全然上げてなくてすみません。
めっきり年の瀬になりましたが、思い立って久しぶりに書いています。
11月に遺族会の大事な行事であります戦跡慰霊巡拝に参加してきました。今回はパラオ、ペリリュー島です。
ペリリューは最大の激戦地のひとつで1万人以上の日本兵が玉砕したところです。滋賀県遺族会ではこうした戦跡慰霊を都合108回にわたり続けてこられ戦地に赴き慰霊をされています。
私たち県議会議員もなるべく参加できるようにそれぞれがしているわけですが、毎回というのは難しく私も今回議長という立場で参加させていただきました。
遺族の皆さんも高齢になり一番若い方でも74歳になろうとしています。ただやはりこの慰霊だけは続けていきたいとの思いは強いものがあります。お父さんを戦地で亡くされ顔も知らない遺族の皆様や最後に掛けられた言葉を大事にしてこられた遺族の皆様などそれぞれ戦後厳しい環境の中で頑張ってこられました。
私たちはこうした遺族の皆様に本当に寄り添えているのだろうかとこの慰霊に参加して思うところでもあります。戦争によって亡くなられた方は戦争の良し悪しに関係なく国として応えていかなければなりません。それは地方行政の県も同じことで遺族の皆様に寄り添える政策や気持ちをどう表すのかなども含めて考え実行していかなければならないと思います。
今回の慰霊から学ぶべきことは大変多かったです。私のような戦後第2次ベビーブーマー世代は次世代にどのような伝え方をするのかその責任の一端を担っていくべき世代になってきました。心して取り組みたいと思います。