台風5号
台風5号が滋賀県を縦断いたしました。今回は姉川が氾濫したということでテレビ等でも報道がありました。多くの皆様からご心配のお言葉を頂戴し恐縮しております。また同時に被害に遭われた皆様に心よりのお見舞いを申し上げます。
今回の氾濫個所は私も高校に通うときにいつも通っていた道でよく知っているのですが、通行のために堤防を切り落としたところでいわゆる生活道路になっています。
すぐ近くに新しい橋がかかったのでこの部分をどうするのかという議論は前からあったのですが、地元でも対応が分かれ決まりませんでした。何かあった時に堰板をはめるという作業をしているのですがそれが間に合いませんでした。
ちなみに対岸の方は堰板をはめていたので被害はなかったのです。
これは住民自治という言葉で住民にその責任を担ってもらうには荷が重すぎると感じます。こうした運用面での改善はもちろんですがこの堰の在り方も今後の検討材料となるでしょう。
今回は人的被害が出なかったのは安堵するところですが家屋の被害や農業被害なども出ていますので今後の対応が急がれます。
今回のことを教訓に治水の在り方も考えなければいけません。