都知事選結果

都知事選の結果が出ました。下馬評通り舛添氏が圧勝しました。最終盤になって天候に恵まれなかったとはいえ投票率が低いことと全体的に盛り上がりに欠けるものであったという印象があります。

選挙期間中に東京にいった友人の話を聞いているとどこも低調だったようです。マスコミで騒ぐほど街頭演説に人が集まるわけでもなく白熱したものがなかったようです。

特に討論会が中止になったことが影響していると思います。東京都知事選挙だとマスコミでどう取り上げられるかが重要視されますのでそうした意味において露出が少なかったように思います。そうすると組織票のあるところが有利になるでしょう。

今回の選挙はある意味順当なところですがこれからが大変です。東京の抱える問題とオリンピックパラリンピックに向けての課題が山積みですのでどうさばいていくのか。議会との関係はどうするのか。

そうしたところを見ていると今年に7月にある滋賀県知事選挙も微妙に絡んできます。課題を解決するための能力と議会との関係を良好にするための能力、そして滋賀県でここ数年波に乗れていない経済をアベノミクスで上昇気流になる景気回復の波にどう乗せていくのかが問われると思います。

次の選挙はだれが景気回復の波に乗せることが出来るのか、そして全国的にも低いレベルにある教育環境をどのように改善していくのかが問われてくるでしょう。