福島報告その2 | 川島隆二 オフィシャルブログ「川島隆二走ってます」Powered by Ameba

福島報告その2

昨日に引き続いての福島報告です。


21日はあづま総合運動場のほか避難所を見てまいりました。比較的大きな避難所ですので物資も行き届いていました。特に物資の面での不自由はないとのことでした。行かせていただいたちょうどそのときに体操のアナウンスがありました。ずっと座りっぱなしや寝っぱなしではやはり身体もなまるのでしょうか、リズム体操のお知らせや整体師の方が来られたりしてました。


特に整体は人気のようです。午前中にいったのですが、もう一日の予定が埋まっているとのことでした。ダンボールなどでしきったりそれぞれのプライバシーは確保されているようでしたが、館長さんにお話を聞かせていただくと逆にコミュニケーション不足にもなりかねないとの懸念もあるそうです。


冬から春にかけてでしたのでインフルエンザも流行したそうです。これから求められるものはやはり医療や心のケアの問題でしょうか。だんだん救援の仕方も変化してきているように思えます。


あづま運動公園をあとにして拘束を使って小野町までいきましたが、まだ高速道路が波をうっているようです。応急的に直っているので問題はなさそうですが、本格復旧までは時間がかかりそうです。


小野町の避難所は県の健康福祉課が行っているところです。しかしほとんどのかたはちがう避難所に移られたということでいままでの対応を聞かせていただきました。ここでは広野町の職員さんがおられたのですが、町民が固まって避難をされていたので顔見知りばかりということもあり目立ったトラブルもなかったようです。


滋賀県の職員さんも大変な中誇りをもって仕事に従事されていました。これからどのような形で東北が復興していくのか課題は多いと思います。特に福島は原発の問題がまだ長引きそうですので宮城や岩手と違う形になると思います。しかし、がんばっぺという笑顔に癒されました。


これからの東北の復興にむけてがんばっていきましょう。