メルトダウン

今日は環境農水常任委員会で大津にきています。昨日上程がありました平成22年度予算の審査をしています。

このなかで獣害対策の減額の審議があったのですが、説明では事業仕分けにより国からお金が下りてこなくなったので22年度に関しては減額補正をしたいとのことです。一方で23年度は国で総額100億の獣害対策費をみており23年度はある程度つくだろうということです。

22年度はなぜこうなったかというと事業仕分けで農水の予算確保のために事業自体ではなく戸別所得補償のお金を確保したいがために他の予算を事業仕分けといいながら削ったということです。本来この事業が必要かどうかではなく戸別所得補償の予算をつけたいためにこういう意味のないことをしているのです。そして地方から批判を浴びればすぐにこうして予算組みを23年度はしてくるのです。

政策の一貫性と将来ビジョンがまるでありません。いきあたりばったりでその年その年で対応していればそのうち行き詰まります。

今がその状況になっているのです。政権のメルトダウンは続いています。おそらく厚生労働大臣ももたないでしょう。民主党は勇気ある決断をすべきです。

コメントありがとうございます

引き続いての献金の話ですが、議員をやらせていただいていると正直お金がかかることはあります。政治活動にはある程度のお金はかかるでしょう。だから政治活動を支援いただける献金はあっていいのだと思います。しかし、そこに犯罪があってはいけません。やはり受ける側とする側の倫理観と常識が必要だと思います。