国境という意識 | 川島隆二 オフィシャルブログ「川島隆二走ってます」Powered by Ameba

国境という意識

いままで日本人は国境というものの意識が薄いように思える。それはやはり島国であり昔からある程度日本のかたちというものが変わっていないからだろう。その意識として日本人が思うようになったのは戦争で負けて沖縄や小笠原諸島などが返還されたり、北方領土のことがあったりという形でしかなかったように思います。


その中で尖閣問題や竹島問題、それと昔からの北方領土問題など最近になって領土というものがしっかりとニュースに載るようになってきました。しかしながら、日本人は昭和のころの教育はあまり受けていないものだからその辺の知識が乏しくあまり関心がないのです。つまりは国境というものを意識しないで済んでいるのです。


大陸にある国や国境線で区切られている国に比べたら全然意識が違います。そういう意味でも今回の北朝鮮と韓国のような国境線の争いというものに特に今の内閣の意識は薄いように思います。まるでひとごとのようにコメントを出す総理をはじめ自衛隊や防衛の意識が希薄であるので今回の対応も何か世論ばかりを意識したポーズのように見え、本来の危機管理意識がどこかにいっているようです。国家と国民をどのように守るのかもっと真剣に議論をこの内閣と与党はするべきでしょう。そういう積み重ねをしておかないといつまでも学級会内閣といわれると思います。


政治の世界だけが国境を意識しているということを是非忘れないで頂きたいと思います。