未来小説 | 川島隆二 オフィシャルブログ「川島隆二走ってます」Powered by Ameba

未来小説

本日、読売新聞に未来小説2020年が掲載されていました。作家の堺屋太一氏による10年後の日本の未来を描き出したもので全4部構成ということであります。



このなかでの日本の姿は目を覆うばかりである。アジアをリードするのは完全に中国であり日本人は職場を求めて中国へ働きにいき、スポーツではベトナムと争うような状況であります。確かにこのような未来はまったく現実離れしたものではなく起こり得る可能性は高いと言わざるを得ないでしょう。



それは、この小説にもあるように現状の政府が社会保障や公務員の解雇にも温情をかけるような政府であり借金を減らすどころか増やす政策ばかりを打ち出しているからです。この小説の根本のシュミレーションは今の政権が10年続けばこういう状態になりますよという警告にあると感じます。それは、選挙のための政策ばかりが横行している現状に政治に対するレッドカードであり、日本の未来の暗さを暗示しています。



しかし、このような日本を作り出してはいけません。そのためにもこれからの日本を考えるとき必ずしも国民の皆様に対して耳障りのいい政策ばかりが出てくるわけではないでしょう。しかしそれを語れるだけの覚悟と勇気が今の政治家にあるのか。



自分の保身と政界再編とばかり言う前に国家のあり方を論じるべきです。日本の未来のためにこの小説にあるような日本沈没を作り出さないように頑張るのが若い政治家の役目であると自負しています。しっかりとやります。今の政権の打倒がその第一歩となるでしょう。